1996年のこの作品の名前を聞く度に、レオ様狂いの知り合いの娘さんを思い出す。Road Showだけで(こういう言い方って、今はしない・・・?)3回も観ていた。
ジュリエット役のクレア・デインズも、ロミオ役のレオ様も「この作品が一番の旬!」。そうだろ? 『タイタニック』では若干遅く、『バスケットボール・ダイアリーズ』では若干早い・・・と思うのは私だけ・・・?
この映画は何度もリメイクされているけれど、ここまで思い切ってアレンジしちゃうのは、反ってアリなんじゃない? あと2年でこの映画も「20年前の作品?」なんて、若い世代から「フッル・・・!」と鼻で笑われちゃうのかな・・・この作品のクレア・デインズも、その前のジュリエット、O・ハッシーも、「可憐」と呼ぶには、あまりに平凡な形容な、可愛らしさ美しさがあった。
プールから去って行くジュリエットに何度も去りがたく未練を残すレオ様の顔は、少女のようにも見える美しさ儚さがある。
『ユージュアル・サスペクツ』で、怪しいコバヤシを演じたクレア・デインズ(名前を言っても分からないだろうが、見れば「絶対あぁーあの人」と誰もが言うでしょ)も神父役でさりげに出ている。
主題曲(挿入曲)のThe Cardigansの『LOVE FOOL』も、現代劇って感じでよくマッチしてます!
ずっと、WOWOWでの上映を数年間待っていた。ようやく土曜吹き替え劇場でやったが、この映画なら、買って損はないなぁー!
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