*『オズ はじまりの戦い』

オズ はじまりの戦い


 こういうファンタジーは自分には合わないだろう・・・と、見始めるも中々楽しい! 
主役を演じるのはジェームズ・フランコ。『スパイダーマン』のライバル役では、(このままイケメンだけの俳優で終わるか・・・?)の危惧もあったが、その後の『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』で存在感を示した。今回もちゃらんぽらんのダメ奇術師をうまく演じた。大好きなレイチェル・ワイズが、悪役で出てくるなんて・・・・(-_-;) 時代かなぁ・・・
ところで一番の魅力は『陶器の少女』。この子の表情があまりにも素晴らしい。声もけっこう合っていて(声優はジョーイ・キング。『ホワイトハウス・ダウン』では子役として素晴らしい演技だったな)、女優陣を正直喰っていた。眠くなる表情も、贈り物をもらう時に「私の番、私の番!」と喜ぶシーンも大変素晴らしくて、大変気に入ると同時に、自分にそういう趣味があったのか?と不安になることしきり(笑)
この『陶器の少女』の表情を含めて、まさにディズニーの映画! ワクワク感・素晴らしい映像・そして夢のある話・・・少女時代に観るべき映画だね。昔の少女が『オズの魔法使い』を観てワクワクし、年に一度の野外上映会で上映されるのを毎年楽しみにしていた話を聞いたことがあるが、まさにそんな感じのイイ出来になっている。ぜひご家庭に少女がいるなら見せてあげてほしいな。