*『ライスボールは初優勝富士通フロンティアーズ』

ライスボール


NFLと段違いに迫力に欠けるライスボール。しかも毎回社会人が勝つので、しばらく興味の範囲外だったけれど、富士通フロンティアーズが初めて勝ち上がってきたので、もしかしたら関西学院ファイターズにも勝機があるんじゃ無いかと思ったから。
 関西学院は面白かった! 正攻法で行っても勝てないなら・・・と思ったかどうかは分からないけれど、4thダウンギャンブルもガンガン繰り出すし、ツキもあった。3Qに1ヤードと攻めながら、タッチダウンに結びつけられなかった直後に、インターセプト。そのシリーズで逆転。さらにインターセプトを重ね、流れは関西学院。ここではキッカーのフェイクによる4thダウンギャンブルではなく、「勝利に一歩でも近づく」パントでもよかったんあじゃない? と、外野の人間は思う。「王道を行く・・・」ことで3年連続敗れている関西学院からすると攻め続けがベストなのかもしれないが・・・。
 このギャンブルが失敗し、逆転される。次にタッチダウン決めれば再逆転だったが、ギャンブルを重ねた結果、さらに傷口を広げ、最後は時間との戦いでパスオンリー。
 途中まで良い戦いを演じていただけに残念だった。富士通関係者の方々おめでとう。どちらに肩入れしてたかといえば、「判官贔屓」のため、何の縁も無い大学生を応援していた。4年連続敗退の関西学院、善戦したぞ!