*年末映画イッキ観その4『AKIRA』

AKIRA 〈Blu-ray〉

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言わずもがなの大友克洋作品。何となく、どこかで、TVや書店で、部分見を繰り返すものの、トータルで見たことが無い。その反省からWOWOWを録画した。
 1988作品、ってことはそれ以前にヒットしたわけだ。30年前ってことを考慮すれば、どんだけクオリティが高くって、造詣が深いのよ、って舌を巻く。21世紀に入ってから今の視点で比較するのはフェアじゃないだろう。例えば、鉄雄の腕が機械化していく様は、ジブリ作品に出てくるシーンと酷似している思うが、どちらが先なんだか。グラフィックがとてつもなく優れているのは、それだけセル画を用意したって事か。詳しいことは全く分からないが、バブル期の気合いを感じる。
 恐れていたAKIRAに辿り着いたら、ああいう状態だったってのは、石森章太郎(後の石ノ森章太郎ではなく)あたりからの鉄板なのかな。原作もあんな感じなんだろうか。