*期待以上の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

『マッドマックス』シリーズ、真面目に通しで観てないなんだよなぁ。あのあり得ないシチュエーションに嫌気がして。当然、本作も劇場公開パス。ところがアカデミー賞ノミネート多数。主要部門は逃したが、衣装デザイン賞など多数受賞。俄然観たくなった(笑)
 ジョージ・ミラーが監督。主役のマックスにトム・ハーディ。う〜ん、『ダークナイト ライジング』? う〜んいたっけ。あんまインパクト無い。やたら予告編などで車の前に貼り付けられてることしかイメージわかない。
 物語は相変わらずの荒唐無稽。食事はどうしている。女性の数、あきらかに男性より少ない。そもそもガソリンって精製後半年で劣化していくぞ。あんなにムダにガソリン使ってどうするんだ。などと神経が画面に集中できない。
 それでも(ばかげてる)を上回る映像インパクトがある。劇場で観たかったと思う一方、スゴイシーンの連続なので、10秒戻してスロー再生やること多数。ここまでスゴイ映像の連続だとは思わなかった。007やMITを上回るかも。シャーリーズ・セロンも頑張っていた。荒唐無稽なんだが、その一言では片付けられない。この手が好きな人は、間違いなくブルーレイ買ってるね(笑)