*「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」

タイトルに惹かれる。こんな感じで人を震わせられる詩が書けたなら。そう思わざるを得ない。原題は「DEMOLITION」解体って意味だ。そもそもがそういう内容なのだから。
 それを「失ったものは、失った後だけに感じることができる」と、鑑賞後にひねり出したなら、なんとポエチックなことでしょう。内容は妻の死からの再生の物語。もうそれだけでお涙頂戴必至なんだが、そうと分かっていて泣ける話らしい。そう、あくまで伝聞推定。2/18公開。
 たまにミュージカルを見ちゃうような感じで、こういうミニシアター系も見てみたいと思う。最近はそういう(映画館主の良心みたいな)のが無くなって寂しい。結局DVDとかWOWOWで見るのだとしたら哀しい。