*『流星ワゴン』

流星ワゴン (講談社文庫)

流星ワゴン (講談社文庫)

時折電車を使うのでブックオフ仕入れた本を読む。TVで話題になった(そういう時こそ見てない天の邪鬼metooです(笑))本著を今更感満載で読んでみる。
 読後解説を読んでなるほどと頷く。曰く「この本は男性(父親)がよく描かれている。反面母親はほとんど出てこない。ゆえに子を持った父親には心に響く。しかし女性はどうなんだろうか、と」
 重松清はなんとなく、その名前が平凡そうというその理由だけで殆ど読んでいないのだが(ファンの方えらくスンマソン)、さすがTV化して話題になった作品だと感動した。過去を変えても殆ど未来に影響しないという筋立ても良かった。それなら何が変わったの・・・? 殆どの方が結末をご存じだと思うが、明るい未来を予感させながら終わるのも良い。物語には夢や希望が欲しいもん。
流星ワゴン DVDBOX

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