- 作者: 安生正
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/03/05
- メディア: 文庫
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というのも、いつもいつも「・・・そんなことは無いだろう。もし何も無かったらどう責任取るのよ?」とか「法律上問題があります。憲法第○○条、及び自衛隊法・・・」などと火急の事態でも言う奴、何も無かったら万々歳!だろう! それよりも多くの人が死んだら、じゃあどう責任とるのよ!?
この本は『騎士団長殺し』読書の途中に、石鎚山往復バス&バス待ち時間に文庫本ゆえに読んだんだよね(最後は特急電車の網に入れてきたんだけれど誰か読んでくれてるかな?)。最後は全部読み切り、「空母いぶき」(7巻)を買って東京駅からラッシュの反対に向かって読んだんだけれど。
マンガは展開が早いや。総理も腹が据わっていて、正しいと信じたことを皆が行う。そして力強い。小説を映画化すると、こりゃあちょっと嫌な奴多すぎで、しかも日本人ばかばか殺されていくし、北朝鮮&中国舐めるなよ!って感じになっちゃうだろう。こういう小説って、筋論を持ち出したり、権限が上位の官僚が嫌がらせするなど書かないとダメなのかな? そうしないと大人が読める作品にならないのかな?
いつかお笑いネタで「最後が尻すぼみのものって?」というお題があって(視聴者投稿番組でもある)、視聴者から「かわぐちかいじのマンガ!」ってあって、妙に頷けた。何しろスケ−ルがでかすぎて、収拾がつかないんだよなぁ。分かる人には分かると思うんだけれど。
あ、『ゼロの迎撃』なかなか読み応えある作品です。こんな風にテロ起こされたら、日米安保があろうが無かろうが、10万単位で命落とすな−と怖くなりました。政治家の皆さん、党派に関わらず考えて欲しいものです。
- 作者: かわぐちかいじ,惠谷治
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: Kindle版
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