又吉先生の芥川受賞作品の映像化。原作を読まず。たまたまピースのデビュー当時から知っていて、割とアメトークなどで彼らの軌跡を知っていたつもりだったけれど、マイナー好きなmetooとしては、芥川賞作品は読めなかった。だから原作を知らない。
売れない芸人の話だが、彼らのどこが面白いのかさっぱりだ。菅田将暉君ら主演の二人は頑張っている。桐谷健太をヒモ状態で住まわせてくれるお姉ちゃんも、(あぁーきっとこういう奇特な人っているんだろうなぁ)って思わせる。そして「こういう作品の良さが分からないようじゃ、まだまだだな」なんて声がどこからともなく聞こえてくる気がする・・・
だけれどつまらない。原作は面白いのか。駄作を連発している板尾創路じゃなく、タレント溢れる又吉が監督務めていたらどうだったか。もう少し主演の二人の演技が報われたんじゃ無いか。とにかく最後まで頑張って観た自分を誉めてあげたい。