*『3D彼女 リアルガール』

  その日のWOWOWシネマはヲタク祭だったのか、『ヲタクに恋は難しい』に続いて本作も放送していたので、ついつい録画観してしまった。チョット古い。佐野勇斗中条あやみも殆ど知らない。しかしエンドロールで、冴えない二個下のヲタクJKを、上白石萌歌が演じている(すごく勿体ない起用の仕方)とか、ナレーションに神田沙也加だとか、何気にスゴイキャスト。
  お涙頂戴のラブコメなので、物語はステレオタイプ。最初に「6ヶ月恋人になってね」宣言が出れば、理由は大体想像つく。大病院の先生指名するJKもそうそういないしね。ヲタクでコミュ障だと正直話が進まないので、付き合っても面白くないぞ。話が合うとか、ウマが合うとかしないとね。冴えない二個下の女子とは好きなアニメで盛り上がっていたじゃ無い? ああいうので、恋って芽生えるよね。でもまぁこの映画は、全国のヲタクに夢を与えたかな。
 披露宴で花嫁掻っ攫っていくって話は映画ではよく見るけれど、日本の場合そこまでに入籍や挙式自体はすでに済んでいるじゃ無い? あれってどーよ? ってそんな感想はヤボかな? とっても可愛い記憶を無くしたJKと、若い主治医が結婚するって、う~ん、そんなん許されるのか。もうよう分からん。考えんで観るがよろし。