*『ナイトシャラマンに、まだ期待して・・・裏切られて』

 今まで期待しては裏切られの連続だったが、ここまで来たからには『ミスター・ガラス』も見ちゃうんだよ。つい先日(これ見たことあるよなぁ)と思いながら『ハプニング』を見てやはり後悔。
 『アンブレイカブル』から19年。年老いてもゲンゲン元気のB・ウィリスがまだ暴れるのか? と思いながら見てみたが、眠い眠い。そしてブルースが年老いた。名優の訃報には出会いたくないなぁ、と見ながら思うなんて。
 才能が枯れた、なんじゃなくって、たまたまスゴイ作品が1~2本当たった、ナイトシャラマンはそれが正解なんじゃないか。

 

ミスター・ガラス [DVD]

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*『スノー・ロワイヤル』

 リーアム・ニーソンって、復讐劇に安易に出過ぎ。本作もリベンジもの。・・・のようで先住民を入れるなど、1捻り、2捻り入れているせいか、ギャグのような仕上がりになっていて少し笑える。この作品がどの方向に指向しているかも不明。
 舞台はデンバーNFLブロンコスの本拠地がこんなに寒いところだと初めて知った。銃口を向けながら「QBはエルウェイかマニングか!?」には笑えたが、何人の日本人がこのネタ笑えるの?
 原題は「SNOW PERSUIT」。この原題がなぜに「スノーロワイヤル」? ネイティブの方や、マフィアの方が多くて似たような顔が多く、しかもニックネームで呼ばれる事も多く日本語版で見て正解。死んだ人が毎回「○○死亡」と出て分かりやすい。暇つぶし用の1本です。

 

スノー・ロワイヤル [DVD]

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*『父からの手紙』(小杉健治著)

 おすすめコーナーにあったので、都電の旅のお供にした。と言っても都電では車窓を眺めていたのであまり進まなかったんだけれど。
 2組の人生がどうかかわっていくのか? 毎年父親の手紙が届くって設定は面白そう。しかし結構序盤同じようなことが何度も何度も出てきて(作文や、懸賞小説の○○文字以上、を満たすために)無理矢理何度も同じ事を書いているように思いましたよ。もう少し前半テンポよくしておくれ。
 後半は「あー、そういうことだったのか!」と謎解きが始まるんだけれどこちらは前半と違ってすごく早い早い。DNA鑑定や防犯ビデオの無かった時代と現代の科学の差を感じます。
 ググるとテレ東がドラマ化しているんだね。お父さんが大杉漣なのかー。ちょっとイメージが違うんですけれど。あ、主人公の娘さんは父からの手紙檀れい。父親と同性の人がいると聞けば、湯布院まで出かけ、産廃業者が怪しいと聞けば(証拠が無くとも)北関東に出かけ、手紙の消印が怪しいと魚津に飛ぶなど、十津川警部並みにフットワークが軽いのだ。そんな暇と金が欲しいぞ。

 

 

父からの手紙 (光文社文庫)

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  • 作者:小杉 健治
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/03/14
  • メディア: 文庫
 

 

*『気になるバンド:甲斐バンド』

 昔からライブに行こうとは思わないけれど、気になってCD買ったりTVのライブ見たりしてたのが甲斐バンド。ネーミングがすげえ。「甲斐バンド」、だよ!? こんなストレートなネーミング他に無いよ(桑田バンドってあったっけか)。WOWOWでライブ(2013年)を放送したので勿論録画。正月にじっくり見た。
 よく思うのだけれど、ボーカルって若い頃より少し太ってて、髪が黒くてフサフサ(禿げないの?)、そしてさすがプロだなと思うのは声がそれほど劣化しないこと。声だけ聞いていると往時とあまり変わらないよ。
 一方ギターの人は長髪に銀色が混じって、カッコイイというよりなんか汚い。歳月の過ぎたることを感じる。それってどうして?
 昔々CMでHEROを使ったことがあった。「HEROのせいじゃなくて最近気になっている」と言ったあの娘は、ちょっと周囲よりも一歩大人びていたような気がしたんだよ。だからかな、甲斐バンドを聞くようになったのは。しかし耳に残るメロディラインを作る特異なバンドだと思う。ああいうメロディを作れるバンドも無いだろう。ちなみに曲名が分からない曲が2曲あった。うーん、これならライブに行っても楽しめそう。
 今日45th Anniversary ライブ生放送。改めて甲斐バンドの殆どの曲はイントロ聴いただけで、なんかワクワクしたね。行けるものなら行きたかったぞ!


【甲斐バンド KAI BAND 45th Anniversary Tour HEROES 2019】MVが届きました🎶

*『冬の鉄分補給~都電荒川線編~』
意外なことに都電荒川線乗って無かったと最近気づいた! 気づけばいても立ってもいられなく、乗ってみることにしたがスタートが早稲田。新宿からどうやって行くんだよー。わざわざ山手線で高田馬場東西線で早稲田、徒歩で都電早稲田(この経路であっています???)。

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 路面電車最後に乗ったのはどこだ? 富山?広島?長崎?う~ん確証が無いなぁ。早稲田を出ると学習院下付近の専用軌道がなんとも言えずかっちょええ。坂道上りを単両の路面電車が、下りは軽快におりてくるところや、列車が近づくとプラレールのように遮断機が下がるところもすごく微笑ましい。よくぞこの大都会で路面電車が存続しているよ。すげえよ。都電運転手っていう職業も羨ましいぞ。
 途中王子で降り(実際は間違って大塚でも降りたぞ(笑))、『お札と切手の博物館』(入場無料)に入り、お札や切手の印刷方法などを勉強(小中学校の自由研究してるみたいだ)。

 王子から終点三ノ輪橋まで長い長い。途中「貸し切り列車」とすれ違ったり、「荒川車庫前」では「三丁目の夕日」に出てくるような旧型車両が保存されていてワクワクしたぞ(しかしもう降りて見る暇は無い)。
 帰りは日比谷線の「三ノ輪駅」に向かったが、交差点でスカイツリーが見えたので「お上りさん」よろしく、撮影してみた。

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 田舎に住んでいると(聞いたことあるけど、ここにあったんだ)って思える地名(鬼子母神雑司ヶ谷面影橋・庚申塚だとか)がいっぱいあって、ちょっと都会の人を羨ましく思った。

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*『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』


 ハリポタは、あんなに楽しめたのにこのシリーズに入り込めない。何でだろう・・・自分自身のせいなのか映画自体のせいなのか。エディ・レッドメインのオドオドした演技に苛立っているのか。ジョニーデップも、何だろう。彼の良さが出ていない。最近悪役ばかりだぞ。
 ファンタビ、CGは良かったよ。でももうそれはスターウォーズだって同じ。ターミネーターもしかり。何でもできちゃう。ジュマンジだってすごいっちゃすごい。でもそんなもの観たいわけじゃ無い。本当に観たい!って映画に出会えていないぞ。

 

 

*『ブラックパンサー』MARVERIC


なぜにMARVERIC作品なんか観ている? オスカー授賞式で誰かがこの映画の話をしたから・・・? それとももう録画してある映画が、これと『シェルブールの雨傘』と『アリー/スター誕生』しか残ってなかったから・・・?
 『スター誕生』はきっと良い映画なんだろうけど、metooには『バーバラ・ストライサンド』なんだよなぁ。そして見れば展開が大体読めるのに、まぁそこそこ感動しちゃうんだろう。そんなとこも観るのをためらう原因で。あぁー大丈夫か、ブラックパンサーなんか観ちゃって。
 話は荒唐無稽。この情報化社会において、なお先進技術を秘しながら鎖国をしている・・・って、あんなUFOもどきの飛行船で飛んでいたら打ち落とされないまでも、あちらこちらで撮影されてSNSに上げられているだろうに・・・まぁそっちは置いといて。
 それ以外はMARVERICものにしては普通の作りだ。新王子様も侵略戦争をやろうなんて全然思わず、まぁ良い奴だ。あとはお決まりのCG全開アクションシーン。こちらも荒唐無稽。
 全体的に☆3つ。それほど悪くは無い。