*99%の誘拐(岡嶋二人 共著)

読書の目的は、for pleasureだから、新書ばかり読んでいると疲れる。あいだに娯楽作品(普通ミステリーになる)を入れてみる。この夏から秋にかけて何冊か読んでいる。帯に「江戸川乱歩賞受賞」とか「吉川英治文学新人賞受賞」とかあるものを拾って読んでみる。
で、ようやくにたどり着いた。岡嶋二人は井上泉と徳山諄一によるコンビのペンネームであるのは、大抵の人が知っていよう。そして普通はうまくいかない。才能が五分五分なんてことはないだろうから。こういう設定は刑事コロンボにも他の推理小説にも確かあったな。
実はその前に違うミステリ読んでいて、(ちょっと偶然の重なり過ぎじゃない?)と思っていただけに、2回の完全犯罪、は見事でした。あまりにハイテクすぎるって言うのはいただけませんが(大部分の読者にとっては、もう超能力と一緒ですから・・・・)。
この人達の本をもっと探して読んでみようと思いました♪

99%の誘拐 (講談社文庫)

99%の誘拐 (講談社文庫)