個人的にツィートしている人がいる。その人は結構物が書ける人だ。少し散文的に自分の心情を語る。愛について冷めた第三者的な見方をする。もっと言えばアナーキーぽっくもあるし、鬱に陥っているのかも知れない。
自分の存在としては放っておけばいいのだろうけど、たまに間違って言葉をかけてしまうことがある。そんなときでも怒るでもなく感謝してくるわけでもなく、淡々と自分の現状を語る。いわば今回の台風１５号のような、つまりは暫くすれば鬱状態は去っていくもんだと知っている。
だから結局自分はツィートしても極力そっとしながら応援しているのである。もしかして向こうにはアクセス解析とかで、（あーまたmetooきてるよー）とか知っているのかも知れないのだけれど。
会うことも話すことも、ましてや顔さえもしらない人を、東京の片隅からさりげに応援している。これが２１世紀っていうものなのかな。台風が急速に去ってゆく（ただ今9/21.PM2045）縁側の向こうでは、昔と変わらぬ虫の音が安らかに聞こえてきている。
