- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/07/24
- メディア: 文庫
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殺人をめぐるサスペンスは当たり前なのだが、そこに「不倫」をぶち込んできたあたりが、冒険なのか新ジャンル開拓なのか、はたまた編集部や編集さんの入れ知恵なのかは知らん。
内容は不倫関係に陥ったOLには15年前に自宅で殺人事件あり、まもなく時効を迎える。しかし状況から判断すると当時女子高生だったOLが、一番怪しい状況にある。主人公のOLの上司に当たる人物は彼女にどんどん入れ込み、しまいになんら不自由も不満も感じぬ家庭を捨てる決心をする・・・まもなく時効の3/31午前0時。
どっから見ても当時女子高生が怪しいのだが、そこは東野圭吾。二転三転必ずあると、疑いながらの読み進めだ。しかし他に容疑者がうまいこと見つからない。さあ、結末は・・・?
日本の会社は残業が深夜に及んだり、大阪出張とかが頻繁にあるのだろうか? 毎週木曜日に必ず彼女のマンションに寄ったり、クリスマスイブでも不倫の彼女を選ぶが、奥さんは疑うことをしないし、携帯チェックもしない。そんなことあるのだろうか・・・?
しかし妻子ある男性に惚れる女性が世の中にいること自体、私には不可解なのだが・・・、まぁ周囲にも不倫カップルも実際いるので何とも言えませんけど(笑)
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2012/03/23
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