*話題作『沈黙のパレード』

 人間が描ける理系作家・東野圭吾の映画化。ガリレオシリーズにして、永遠の青年福山雅治主演ゆえ、ヒット確実。9/17にはTVで新作も放映。フジテレビの気合いを感じる。
 原作は読んでいない(東野圭吾、読めばよいのは分かっているが、そろそろ食べ飽きた感じ・・・)が、本1冊を2時間にしっかりまとめているのもスゴイし、豪華キャストをまんべんなく散りばめていて、キャスティングにも違和感は無い。
 敢えて苦言を言えば、市商店街の祭にしては玄人はだしのパフォーマンス。これって札幌大通りの祭かい? それとも賞金が凄いんのか、東京都菊野市!? ヒロインの女の子も、あれだけ歌がうまいなら、今日日もっと早くから注目されているんじゃないか? でもそんなことは些細なこと。
  ミステリーとしては、殺害方法の謎解き・肝心の真犯人捜し、などよくできているし(そりゃあご都合主義はあるけど)、終わったと思ってからの二転三転もある。終わって振り返って見れば、謎の数式書きまくることは無かったが・・・その方が本来違和感が無いのか。
 少し待てば邦画はすぐに地上波放映は分かっているが、観たかったんだよ。ガリレオシリーズが。満足の1本だった。

 


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