*『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』

ケヴィン・ベーコンや、『クレイジー・ハート』のジェフ・ブリッジスらが出ているので、キャスティングだけで観ることにした。内容は天国の警察官の活躍を描いている。この時点でB級(笑)
同僚の裏切りであの世に行くのがライアン・レイノルズ。相棒は19世紀から捜査官を続けるジェフ・ブリッジス。この組み合わせは何となく『M.I.B』を彷彿とさせる。(因みにオープニング・エンディングの雰囲気はQ・タランティーノを思わせる)
 単なる汚職警官の話と思えば、あの世の犯罪者を地上に降ろし、この世を壊滅させる壮大な話に。さすがCGのなせる技なのだが、ビルが崩壊しパーキングから車が落ちてくるシーンなどは『1912』で見たような無いような。汚職警官で元相棒のケヴィン・ベーコンの姿が怪物に変身していくシーンは、『Marvelコミックの映画化』のようで・・・
 そう、つまりはこの映画、色んなシーンの寄せ集め。これを二番煎じと思うか、おいしいとこのテンコ盛りと見るかはあなた次第。B級好きならニヤリとさせられるシーンに出くわすかも。