*『青天の霹靂』

青天の霹靂

青天の霹靂

監督も劇団ひとり、原作も劇団ひとり。駆け出しの頃には(何?この人?)と、いぶかしがっていたが、いつの間にやら大沢あかねと結婚。『陰日向に咲く』も太田光が絶賛。映画化もされ順風満帆。マルチタレントなのね。
 観たいタイプの映画ではないんだけれど、やたら予告編流していたので観ちゃいました。「時空もの」・・・と来たら、「笑いと涙、そして感動」がつきものの定番です。ちょっと卑怯な気もします。だって絶対「悔い」が残るものをやり直すに決まっているじゃない? それをやり直すんだから、絶対良い話になるに決まっている。でもさ、悔いが残るのが人間のサガだよなぁ。悔いをいくつも残して、(今度こそは・・・)って思いながら、また悔いを残しちゃうんだよなぁ(笑)
 ハートウォーミングな良い映画だよ。大泉洋も良いよ。ただやっぱりラストシーンが「蛇足」だよな。良い感じの理想的な感じができて、その勢いで「勇み足」がでちゃった、ってのが正直なところかな。日本的な昭和の香りさえ感じる作品だと思う。
青天の霹靂 通常版 DVD

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