*こういう展開だったのか・・・『ゴーン・ガール』

デヴィッド・フィンチャー監督作品で、イケメンのベン・アフレック、妻にロザムンド・パイク・・・? あぁ『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』に出ていた人かぁ。この映画ではチャイルドスタートして一世風靡し、ベンと恋に落ち、結婚するヒロイン(なんでガールなんだろう?)を演じる。可愛いし、演技力もある。コーラ飲みながらジャンクフード食べてぶくぶくになると全く別人にも見えるしすごいな、この人。
 デヴィッド・フィンチャーは『セブン』はもちろん、『SNS』でも『ドラゴン・タトゥーの女』でも最高の切れ味を見せていた。なので相当見たい映画だったんだ。2時間20分と、今時にしては尺の長い映画だけれどね。
で、内容なんだけれど、まずは先が読めない展開で面白く観れた。スキャンダルの周囲の対応は、結局日本と変わらないんだなぁとあきれた(笑) 最後の90%くらいからかなぁ。あれれれ・・・この展開で良いのか? と思うようになったのは。最後のオチの部分は、ずいぶんご都合主義でリアリティが無い。そこがたぶん、評価があまり高くない理由の1つなんだと思う。証拠のビデオは詳しく見たのか? とか 自宅から誘拐された時の、加害者男性のアリバイはどうなんだとか、全く触れていない。
 でも印象的。私は、まぁありかな。☆4つということで。