*待ってたぞ!『ミレニアム4蜘蛛の巣を払う女』

ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)

ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)

 もう4年前だと思うけれど「ドラゴン・タトゥーの女」が映画公開。その直前、デヴィッド・フィンチャーが撮った「ソーシャルネットワーク」がアカデミー賞作品賞候補。これも面白く、期待が大きかった。主演のダニエル・クレイグも魅力的だし。
 その後『ミレニアム』小説3部作を読み、スウェーデンの「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」も観た。本の解説には作家スティーグ・ラーソンが10部作と構想とあったが、50歳の若さで急逝。書きかけの4部作があるが僅か200ページ・・・こりゃあスターウォーズのようにはいかないと、諦めていたが・・・
 バイクで通勤していてなかなか本屋に立ち寄らない。ある日王様のブランチ見てたら、ベストセラーランキングやっていて、本書を知った!ガーン!
 相変わらずの情報音痴。早速上下巻買ってあっという間の完読。作者はダヴィド ラーゲルクランツに代わったものの、テイストはスティーグ・ラーソン風。リスベット・サランデルには双子の妹がいて、その性格は父ザラを受け継ぐ・・・。そんな事実も出てきて、細かーい部分を除けば作家が代わった違和感は無い。
ネタバレになるのであまり語れないが、どう見ても次作があるぞという含みを残しつつ相変わらずの1話完結。さあ次作は何年後!?
ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (下)

ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (下)