これもアカデミー賞授賞式での賞絡み(助演女優賞?)作品。オリンピックアメリカ代表にもなったトーニャ・ハーディングの実話を元にした作品マーゴット・ロビーがト-ニャを演じるが、フィギュアを滑っている時も本物? 滑っている横でカメラが写し、滑っている音もギャシギャシ聞こえてきてリアリティがある。ト-ニャの性格に大きく影響した母親ラヴォナをアリソン・ジャネイが演じるが、はっきり言って恐い。こんなクズ母親に育てられたら、こんな風になっちゃうだろう、っていう見本のような作品だ。
ドキュメンタリー風仕立ても、テンポが良く飽きさせない。実際のトーニャ・ハーディングを知らない世代でも十分楽しめる作品。