*『ターミネーター:ニュー・フェイト』

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  全然期待しないで観た『ターミネーター』。そして満を持して登場した『ターミネーター2』。ジョン・コナー役の坊やも人気で、最高傑作になった。それを3が台無しにして、4で盛り返し、5でまた出たグダグダ。奇数がダメなら偶数はそこそこ行けるだろう、とまあ往年のファンだからこそ公開と同時にシアターに足を伸ばす。
 映画はのっけからぶっ飛ぶ。何しろジョン・コナーがいきなり死んじゃうんんだ。おいおいおい~、それじゃあ今までの話はどうなっちゃうのさ。指導者ジョン・コナーがスカイネットを倒す、それを阻止するためにタイムマシンで過去に遡って母親を殺すんじゃ無いのかい? いくら「ニューフェイト」だとは言え、そりゃあ無いだろー。そして出てくるT-800。なぜにマシンが年老いていくのか分からない。と、観る前から思っていたが、鑑賞するともっとすごいぞ。何しろ結婚している。家族とともに年齢を重ねている。殺人マシーンと共に暮らすバツイチ女性。あーなんだかもう!
 アクションはスゴイよ。何しろ若き日のジョンコナーはじめ、シュワちゃんだって、リンダ・ハミルトンさえも若くして出てくる。映画にできないことはもうこの世に無いな。ただ、アクションを見に来たいだけじゃ無いんだ。未来でどのように人類がターミネーターに勝利していくのか。それを見せて欲しいんだよ。でもまぁ面白かったけれどね。