*『ガンパウダー・ミルクシェイク』

 チラシがカッケー。主人公のカレン・ギランがスカジャン着て銃持っている。これは女性主役のガンアクション・バイオレンスだな。セガールや、J・スティサムの銃アクションには最近飽き飽き。ハリウッドのプロデューサーだって(そろそろ女性主役で作ってみないか。どれどれ主役には誰が良いかな)なんて話をしているに違いない。J・スティサムよりもギャラ安くて済みそうだし。
 殺人請負会社所属の殺し屋が、組織から命を狙われる話は古今東西ある(キアヌ・リーブスの『ジョン・ウィック』の女性版が一番近い???)のだが、その組織に対し、なぜか元殺し屋の3人の女たちが運営する図書館。さらに本の中をくり抜いて、銃・キャッシュ・ナイフ・金の延べ棒などが隠してあるが、ここって図書館だから利用客に見つかるでしょ??? いいの?ここはつっこまなくて?
 血が噴き出すシーンや、場面展開など一昔前と比べるとダンチに素晴らしいが、あまりに人がバンバン死んでいくので教育上はよろしくないなぁ。8才の女子によるカーアクションって新鮮だったな。この辺の設定は面白かったよ。正直、一昔前のように、ちょっと早い夕食採って、場末の二番館で紫煙にくゆられながら観てみたい映画だよ。こういう文化はもう日本には無いけどね。


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