*『ネバー・ダイ』(フィリッピン映画)

 思えばフィリッピン映画を観た記憶が無い。もしかすると人生初かも。主人公は貧しいスタントマンで稼ぐ女の子。父親が病気で薬代を何とかしないと・・・って、一昔前の時代劇ダナこりゃ。そして臓器売買が社会問題。行方不明の女児の父親が画面で訴えている。
 でも本作が新しいのは女の子が悪い連中を倒していくこと。この戦いがおそらく映画の80%は占めている。一晩の戦いを延々と見せ続けられる。内容はいたってシンプルだ。映画どうこう、じゃなくて、フィリピンはなぜにこうも貧しいのか、テロが絶えないのか、なんてそこを考えながらの鑑賞だったよ。

 

ネバー・ダイ(字幕版)

ネバー・ダイ(字幕版)

  • エリッチ・ゴンザレス
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