*『プチツー、箱根ターンパイク』

 やっとツーリング行く日和になったので、いつも混んでるイメージの箱根に初ツーリング。

 ラーメン屋にも、福袋も並ばないmetooは混雑嫌い。故に箱根・伊豆に車で行くことは稀。昨秋小田原ピストン3時間かからなかなつたので、箱根ターンパイクに初チャレンジしてみたくなった。

 湘南の海はとても暖かくサーファーいっぱい。やはり海が見えるだけでテンションあげあげ。だけど風が出てきて煽られる。

 ターンパイクでは

桜咲いてる🌸

フェラーリいっぱい。

風の通り道、強風!!

 ホントは御殿場から山中湖、道志道で帰ろうとしてたが峠の風が強いので、箱根新道からの厚木小田原道路。途中銀のクラウンを抜くのをためらい、ずっと真後ろに付いて行った。しばらくしてモコが追い抜いて行ったらすぐウインカー出して追尾。目の前で『警察24時』見たよー。

 3時間のプチツー、楽しかったよー!

*『99からの178』

 今日は仕事休みだ。しかし生憎の午前暴風雨。晴れなら今年初のツーリングに出かけたのに・・・

~BGM 「Vacance is always rain(by Masamichi Sugi)~


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 そんな時はインドアスポーツ。先日マイシューズもマイボールも買った! そうボーリング。今日は修行の一人ボーリングだ。
 先日職場の仲間と行った時はガラガラだったが、周囲のSD・JDは雨天時同じ事思うのか、すっごい混雑!(ブームだった頃をを思い出すぜ・・・)
 最大90分の制限を受けて(タイマーまで渡されて)、ゲーム開始!
 1G、まさかの99! マイボールって、勝手に曲がるんだぜ、知ってた!? 右端から投げて左の3本しか倒れないぜ。どーゆーこと!?
 4G、今回50分で4G放ったぜ。2G目からレーンに慣れてover130。このくらい出るだけで嬉しいmetoo! しかし4G目は5フレで100越え、これなら150ペース。しかしだ。

 しかしガキンチョが五月蠅い! 暴風のためサッカーの練習がなくなったのか、来て騒ぐ騒ぐ。ふざけてボーリングの球でドリブルしている! これならボーリング場潰れなくてすみそうだが、どうにかしろよ。
 ガーター出ないバー設置のガキンチョ尻目に178! これは嬉しい!(ボーリングやったことある人なら少しは分かると思うが)
 今回朝は重装備で出かけたので、午後は暑くて参った! 傘も邪魔邪魔だったなー!

*『シャイロックの子供たち』

  阿部サダヲを続けて観る。今度は真面目な銀行員だ。出世欲はあまりなく、軽いジョークで職場の雰囲気を良くしようと頑張っている中堅サラリーマン。しかし人には言えぬ悩みも抱えている。
 一方営業成績で野望を抱く銀行員あり、逆に成績が伸び悩み上司に叱責され自信も何もかも無くす銀行員あり。さりげに出てくる銀行員に柳葉敏郎佐々木蔵之介。大物が出てくれば、やはりというか後でキーパーソンになっていく。橋爪功もしかり。
 そしてもう1つのキーワードがギャンブル。そんなにギャンブルに銀行員がハマるのかぁ? と思ったが水原一平の例もあるしナァ・・・
  池井戸潤作品らしく、最後は勧善懲悪の大団円。2時間ドラマなので多少のご都合主義には目をつぶって。日本でも経済ドラマが映画化されるって言うのは(一昔前なら確実に数字が取れなかっただろうから)いいことじゃないかな。観客側が少し大人になったんじゃないのかな。

 

 

*『ザ・ホエール』

 昨年度のアカデミー賞男優賞受賞作。「W座(長く続いたW座も間もなく終わるという・・・これは悲しい!)」でも無ければ、いくらアカデミー賞受賞作品でも観ることは無かった。(薫堂さんも言っていたが全く同じ) あぁ安西水丸さんのイラスト時代が懐かしい・・・
 物語はまだ40代のチャーリーが肥満症ゆえ心臓病であと1週間の命・・・その1週間を描く。離婚して親権が母親にある娘は、ぐれて停学中。そもそも主人公離婚の原因は教え子の男子大学生との恋愛を選び、まだ8歳の娘と奥さんを捨てたから。その恋人アランも病没。そこから肥満が始まり、もう自力では立てない状態。健康保険も入る金が無い。大学の授業はオンラインで講義しているが、娘との仲は元に戻るのか?
 娘の復活を信じて、エッセーを書けば妻には内緒で遺産をあげると金で釣ってみる。娘は父を毛嫌いしているが・・・
 本作は殆ど部屋からカメラが出ることも無い密室劇(すごく低予算のようだ)。ホエールのような巨体の主人公をひたすら映し出す。そんな2時間だけれども映画としてはちゃんと成り立っているし、結構イイ感じのヒューマンドラマに仕上がっている。(だがもう一度観る、ってことになると腰が重い・・・)

 

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*『死刑にいたる病』

 

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 阿部サダヲが個人的に苦手だ。そのサダヲがサイコパス的な死刑が確定した連続殺人犯を演じるって内容で、キャスティングは適っていると思う。よく死刑囚が獄中から人の心を操る、って話や、獄中結婚って話も聞くが、後者はあるかもなぁとは思うが前者は全く想像がつかなかった。この映画を観ていると、稀にあるんだなぁと思わないでも無い。


 もしかして、私も殺されていたかも知れないんじゃないか?
 もしかして、私は殺人犯の子どもなんじゃないか?
   だからもしかして、私も人を殺めるんじゃないか?


 そんなシーンがいくつも出てくる。最初は(この映画、最終着地シーンに無事辿り着けるのか?)と不安だったが、イイ感じで終盤へと向かう。最後に1コ、(えっ、そうだったの?)と言うシーンも入れてあり、(まぁ映画ならこの一捻りなきゃね)って感じに仕上がっていた。映画館に行くには(阿部サダヲかぁ)と二の足を踏むものの、地上波で(0円で観るには悪いなぁ)って思える内容だった。オナ中で大学で出会う幼馴染みの灯里演じる宮崎優は、最初は目立たないJDなんだが、岡田健史演じる雅也と結ばれるあたりから、急に光る存在になっていくのも、キャスティングのなせるワザか。

 WOWOWで毎週月曜にやっている『坂の上の赤い屋根』も獄中からのマインドコントロールの話。正直こう言う人達とは関わらない人生を過ごしたい

*『ロードムービー(辻村深月著)』

 

 


 昨年観た「かがみの孤城」(を先月地上波で再見)、そのためか手に取ってみた。
 クラスにいるカースト上位の意地の悪さを描いたら辻村深月は天下一品! 今回も嫌な女が出てくる。全国のカースト上位の嫌な女よ、この作品を読んで(これって私じゃん!)と気付き・反省し・二度としないと誓って欲しい。だけど、そういう女って本なぞ読まないだろうから永遠に気付かないんだろうな、きっと。
 短編集で最近見かけるのは本作のように同じ登場人物が大人になっていくことを描けること。読後の解説で初めて知るのだけれど、大好きな『魔術はささやく』と名前が一緒、なんてよくあるある。特に高校生の面倒を見てあげる大学生は『冷たい校舎の時計は止まる』に出ていた青年である。もう何年も経過して忘れてしまっていた。時を超えてこうして集まってみれば、みなもっと貪欲でもよいんじゃないかな・・・

*『箪笥/たんす』

 「映画.com」で「本当に怖い映画30選」の18番目に出ていた韓国ホラー。自宅で観ると合間に夕食入ったり入浴したりで真剣に観ていない。一方映画はというと、あっちこっち、妄想が入ったり過去の描写が入ったりで結局よく分からない。見終えてから少し巻き戻して確認が必要だった。
 結局レビューを読んで、(あぁそういうことだったのか!)と納得する部分もあった。頭の良い人は洞察力がハンパないなぁ、私はダメだ。
 ラスト近く、お姉さんが義母に「出かけていく」と告げるシーンの顔が巧い。最近見た子役ではピカイチの表情だった。人間ってあんなに非道くなれるのか、イジワルになれるのか、そんな顔だ。そんな顔をされたら、こちらも憎まれ口の1つも言いたくなるかも知れない。結局怖いのは霊よりも人間なのかも知れない。お姉さんが家を出て去って行くシーンで、終わっていると、もっと怖さが残るのかも。
 是非色々考えながら真剣に鑑賞して欲しい。