*陰日向に咲く

劇団ひとり

爆笑問題の深夜放送が好きなものでずっと聴いている。ファンやヘビーリスナーなら知っていると思うが、太田はものすごい読書家で、たまに特番で太田が薦める本ってコーナーもある。その太田光劇団ひとりが初めて書いた小説『陰日向に咲く』を薦めたのはもう何年も前のことと思う。田中はあまり読書しないので「へぇー...」みたいな感じだが、「劇団ひとりは才能あるね〜」とベタ褒めだった。
聴いてた私は(劇団ひとりでしょう....?)と疑心暗鬼だったんだが、最近では映画化されたし(キャストが 岡田准一, 宮崎あおい, 伊藤淳史西田敏行三浦友和って、すごすぎー!!)、ようやく(それまで部屋に積まれた「つん読(つんどく)」が一掃されたので図書館から借りて読んでみた。
いくつかの短編小説が、時間を前後にしながら、1つに収斂していく、こういうプロットは最近とみに見かけるパターンだ。このテの作品に出会うとついつい(良くできているなぁ)と感心するのだが、最近では少々多すぎ!って食傷気味。たぶん発表当時の2006年頃読んでいるともっと感心したかもしれない。
映画はどうだろうか...? 岡田准一はジャニーズのV6とは思えぬ「演技力・存在感」で好感を持っている。(もちろん彼目当てで映画は観ないけど....)yahoo映画(http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id327992/)ではイマイチのようだが....ついつい原作を読むと映画まで観ちゃうのが私の悪いクセである。

陰日向に咲く 通常版 [DVD]

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