TV映画で「激突!」を観た。トレーラーを運転する人間は一度も顔を表さないけれど、怖さがヒシヒシと伝わってきた。その後JAWSで、ひしひしと伝わってくる怖さを撮らせたら天下一だなと(スピルバーグの名と共に)記憶した。その後の「未知との遭遇」の予告CMなど、もうわくわく感1000%で公開を待って新宿のどでかいスクリーンで鑑賞したっけ。興行収入を記録した「E.T.」は、本当のところそんなに面白くもなかったし、2度も3度も観たと自慢する奴には「ライ麦畑でつかまえて」の主人公のように、侮言をぶつけてやりたかった(まぁしないけど)!
その後の「インディ・ジョーンズ」「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」あたりがピークだったかな・・・? その後スピルバーグの名に惹かれて、例えば「マイノリティ・リポート」(ハラハラドキドキは、確かにあったよ。それと微妙なギャグが入っているんだよな)や「イーグル・アイ」あたりから段々と巨匠の名は過去の栄光に入りつつあると感じて、寂しさすきま風。ナイト・シャラマンほど才能の枯渇は短くはなかったけれど、多くの(才能の)井戸は枯れていくんだよ。悲しいけれど。
「SUPER8」彼のティーン時代・・・・よりはずっと後年なんだろうけど、実際に8mmで映画作りの郷愁が漂ってくるノスタルジー感は充分あった。途中までハラハラする・・・・スピルバーグを信じ、(今度こそは絶対・・・!!)と期待する。しかし観賞後の感想は・・・・
高齢・高名な監督で言えばスコセッシのほうが期待に応えているかな?または山田洋次。昔と比べて期待外れが多くなったのが(あくまで個人的だが)故トリュフォーやRベッソン、北野武。ファンの皆様ごめんなさい。
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