*「秋田書店、読プレ不正・社員解雇報道に反論」

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1308/21/news122.html
今夏の課題図書は「この国のかたち」。改めてこの国の精神とか本質とか知りたくなったからだ。かつてこの国は「一時の損得よりも『名』とか『恥』を大切にしてきた」。だからお釣りをちょろまかすとか、空き巣に入るとか不名誉なことはしなかった。そういう国は実のところあまりないので、明治期に日本に来た外国人が、この「未開」な人種(と四季折々の湿潤な自然を持つこの国を)をこよなく愛すようになるのだ。
 ところが、だ。この秋田書店の「さもしさ」「卑しさ」は何なんだ? とりあえず告発した女性職員の窃盗好意如何は置いておく。少なくとも誰もが知る出版社がそのような好意で読者を裏切るのは、一体どのような精神をしているのだろうか。かつて自分も小学生の頃、出しても当たらぬ懸賞に葉書を出したもんだ。そして2回ほど雑誌の懸賞欄に自分の名前を見つけたときには小躍りしたもの。今思えば大したもので無かったが、そんな大したもので無くても喜ぶ年頃である。
 雪印だとか、三菱自動車不二家のように消費者を裏切るような会社は徹底的に干すべきであると思うが・・・いかん? また昨日はTVで「偽カイロプラクティック商法」の容疑者をTVキャスターが追っていたが、なぜに日本は確信犯をモザイクで隠す? 「過失」ならともかく「確信犯」(の詐欺など)は、顔をさらせ! 東電の副社長やら、ちゃんと顔をだしているじゃないか。無駄に多いTV局の1社くらい放送倫理とか言わんと、ガンガン放送して追求しろ!それがジャーナリズムだろう。アメリカ・韓国でできることがなぜ日本でできない?