超有名な(第16代アメリカ大統領)エイブラハム・リンカーン。「人民の、人民による・・・」は知っているけど、それ以外は? 桜の木を切った人じゃないよね・・・そんなリンカーンの伝記をスティーヴン・スピルバーグが監督。
「奴隷制の廃止」と「4年経っても止まない泥沼化した南北戦争の終結」をメインに、「憲法の修正」に挑むリンカーンを描く。主演は本作でアカデミー主演男優賞受賞のダニエル・デイ=ルイス。
さらに缶コーヒーでおなじみの調査員トミー・リー・ジョーンズや、リンカーンの奥さんに、アカデミー主演女優賞受賞のサリー・フィールド。息子役にはジョセフ・ゴードン=レヴィットと、豪華なキャスト。ただ、ジョセフ・ゴードン=レヴィットは正直現代劇がお似合いでしたが。
こういう作品は観た方が良いのだろうが、映画館で観るにしても「よっこいしょ」と重い腰をあげないといけない作品だなぁ。アメリカの政治機構(上院・下院の関係)や、法制度(連邦法、修正第何条とか)、そしてthe Domestic Warの背後関係など、日本人には正直分かりづらい。(まぁそういうことなのか)と思いながら観るしかないのかな。
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