*『マーサ、あるいはマーシー・メイ』

 サンダンス映画祭監督賞受賞・・・って、レッドフォードが主催している映画祭でしょ? 良質な作品(エログロなどを排除)を提供する場になっているのである程度評価しています。
 内容は「カルト教団のコミューンにいた女性が、殺人事件の現場に出くわし、逃走を図った女性が姉夫婦の自宅に逃げ込む。しかしコミューンでの異様な体験を思い出すうちに妄想と現実がごっちゃになっていく・・・」
 映画の表面だけをさらっと流すと、大変退屈な映画。じっくり観ると、カルト教団の怖さがジワッと伝わってくる。最後のシーンも恐怖の余韻が続く。W座でやらなければ出会わなかった作品だなぁ・・・