*百名山「谷川岳」

metoo7s2015-10-05


 PC故障中に百名山谷川岳」にトライした。同行者若者Aは日本三大急登「黒尾根」にチャレンジしようと言った。しかし我々登山会の初期目標はケーブルやリフト、ロープーウェーは極力使うことである(笑) そのため黒尾根を通過するなら「下り」と決めた。(それじゃあ山登りじゃなくて山下りじゃないですかー)と言われたが、なるほど。一理ある。しかし千里の道も一里からだ。リフトで一気に登ろう(爆)
 なるほどリフトを使うとメッチャ楽だ。苦しみながらトマの耳、オキの耳を制覇し、ノゾキまで行くも、苦しみと言ったら大山の方が辛いほどだ(笑) 上に行くとガスが出てきて景色半分。それでも紅葉が始まっていて美しい。あ、途中のトイレ待ちが大体10分くらいあるんだけれど、そこが北側下からあがってくる寒風がすっごく寒い。小屋の反対側は日向でぽかぽかなのに。太平洋側と日本海側の差を感じるのに、この臭いトイレは絶好の場所です!
 そして下山。黒尾根を選んだ。「楽な道と辛い道があったなら、辛い道を行きなさい」と偉い誰かが言ったか知らないけれど、まぁ1時間強だの言葉を信じたわけだ。しかし行く手には、ラクダの背とか待っていて、上から見ても(こりゃあ2時間弱だろ!)というのが分かる。
 下りの心肺は楽だ。しかし膝にはメッチャこたえるわけで。同行2人は写真撮影メインなので遅れる遅れる。気付けば5時を越え、リフトも終了。この2人のどちらかが捻挫or骨折をした時にはどうやって下山しようか本気で悩む(笑)
 時はやがて2時間を越え、2時間半も越える。しかしリフト基地のかけらも見えず。スマホで現在地を探せばリフト駅から1.3kmとのこと。ホント?それを信じて歩くがもちろん、全然着かない。追い越していく年配の方に訊くと、「あーあと10分くらいでリフト山麓駅だよー」と親切に答えてくれる。がぜん元気が出たぞ!
 そして歩くこと15分。JRの高圧電線に辿り着く。そこからさらに10分。ようやくアスファルト道に。
 帰りはネットでググった「湯テルメ谷川」。しかしここが最悪。真っ裸で洗い場順番待ち5分って、昔のスキー帰りのようだ。普通の水上温泉日帰りで十分だった。
 もうその頃には高速大渋滞だったので、高崎で降りガッテン寿司で夕食を。車から降りると、膝が曲がらない・・・「あれーおかしいな、変だなぁ」と思っていると他の2人も引きずっている。「やだなぁ、怖いなぁ」と稲川淳二になってしまう。帰りもリフトだったらこうはならなかったかも・・・