*観た筈なんだが・・・『ロミオ・マスト・ダイ』

ジェット・リーものはある程度押さえているので、観たんじゃ無いかと思いながら録画したものを観る。・・・やっぱり観てなかったんだなぁと思いYahoo映画で検索してみれば・・・観てたねぇ(爆) 2000年作品かぁ。J・リーも若いよ。この人のためにいくつか作品が出来たけれど、『キッス・オブ・ザ・ドラゴン』のようなタイプなのかなぁ。あっちはリュック・ベッソンだったけか。
 この作品は、黒人マフィアとチャイニーズマフィアの抗争がメインで、殺されたチャイニーズ側のお兄さん役がJ・リー。そして黒人側のイケイケ娘役と何となく恋仲のように進んでいくのが新しい(しかし決して濡れ場が無いのが、個人的にマルなところだ)。
 この頃のJ・リーのカンフーアクションは無敵で、布やホースなど小道具を使って相手を倒すのも、ジャッキーチェンをしのぎ、天下一品。だが悲しいかなの、ワイヤーアクションだ。ラストのボスのボディーガードとの格闘は最初こそカンフー対決で、手に汗握る。が、途中からワイヤーアクションが入ると一気に興ざめだ。なぜにJ・リーという最高素材をもってしてそういう方向に? イケメン(なのに運動音痴)に使うのなら分かる。
 あぁーやっちまったなぁー。追伸:黒人娘ボディーガード役に憎めないデブが出てくる。もう何度も映画で出会っているのだが、名前は知らない。相変わらず憎めないのである。そうそう題名は「色男は必ず死ぬ」だそうで、セリフの一部にこのフレーズが出てきます。