- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2011/06/22
- メディア: DVD
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本作は1959年のジョン・ヒューストン監督作品。大まかに筋を言えば、家族と思って育ってきた娘さん(オードリー・ヘプバーン)が、実は先住民の娘だった(でも無理があるが)。さあ周囲や家族の反応は? そして先住民が娘を迎えに来たとき、どうなるの?
最近'50〜'60の映画を懐かしんでみているが(前回は「夜の大捜査線」にえらく感動したが)、昔の西部劇の(先住民を人とは思えぬ感覚でブチ殺していく)そんなんでいいの? 先住民はゾンビじゃないぞ。
オードリー・ヘプバーンが主役で西部劇をしたら?みたいな企画があったんだろう。彼女もロシア人になったり先住民になったり大変だ。この作品では、(まあ美人ですから)けっこう適当に求愛され、その場ですぐにOK牧場。その夜求愛した男は先住民に殺される(なんじゃそりゃ)。それで大騒ぎになり、(途中省略)オードリー・ヘプバーンが先住民の娘だとばれちゃう。その夜お迎えにきた先住民3人組の一人を問答無用で銃殺(!)。というわけで集団で襲ってくるんだが、そのうちの一人は実の兄。「妹よ!」と平和的に対応してるのに、やっぱり彼も殺しちゃう。いいのか、これで? 結局家族は助かったもののインディアン皆殺し。一体この映画のテーマ(というかメッセージ)は・・・と思うのもつかの間、エンドクレジット。う〜ん、いくら彼女のファンでもこの映画は無いな・・・