*『三幕の殺人』(クリスティ)

[読書]

 

三幕の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

三幕の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

 

  この夏クリスティを読み続けたせいか、犯人の見当がつき読み始めから犯人はあいつだ! と決め込んで読み続ける。だが「推理小説の掟」に触してないか? なら違うのか?
 「動機(得するのは誰か?)」「犯罪が可能なのは誰か」そのへんをポワロ風に見ていく。犯人捜しが当たったのは珍しい。・・・ということでファンのこの作品の位置づけは知らないが、あまり高くないのでは無いか? 
 毎回残りペ-ジが短くなっても謎解きが始まらないのは毎回不安なんだが(笑) これで今年のクリスティはおしまい(たぶん)。