*『ドリーム』

  アカデミー賞授賞式で何かの賞絡みになっていて興味を引いた。冷戦時代の宇宙ロケット開発の頃の話(1960年前後)。マーキュリ-計画に携わった天才黒人女性の活躍と差別に苦しむ物語だ。原題は「HIDDEN FIGURES」。隠れた人物・影の大人物・・・? そんな意味かな。実際黒人女性大活躍で、ロケット周回軌道の計算などは、天才以外黙ってて! って感じですきっとする。しかし1960年代の人種差別は大変だな。黒人用のトイレが建物になく、雨の日も風の日もダッシュで往復しているが、その時間がとにかくもったいない! 
 ドラマなのでどこかにさりげなくウソが紛れ込んでいると思うが、そこを見破れませんでした。そんなにすごかったら「世界仰天ニュース」とかでやっているような気がしますが。良作です。しかしこういう映画が日本では大ヒットしないんだよな・・・