*『ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ~扉子と空白の時~』

 密かにヒットしていた前シリーズ(TV映像化・映画化されました)。よく知っているなあってトリビアが出てきて読書好きにはたまらないシリーズになっていた。なぜか女子には珍しい4文字名の栞子さんが主人公。時を経て、バイトの大輔君と結婚して、読書好きの娘が・・・まさかの展開。そして名前がまさかの扉子。三上延さん、いくら何でも・・・。親や娘の気持ちになって考えて。
 今回は「横溝正史」。あぁ、あのおどろどろしい世界と古書との関係なんてあるの? 心配は無用で、トリビアあるある~。前シリーズ同様面白い。一方初版本収集家とかの気持ちが分からない。大事なのは、本の中身じゃん!と思うのは私だけ・・・じゃないはず。人生読書だけをやってられないので、良い本だけ、面白い本とだけ出合いたいな。