全然期待せず。録画したものの観たいリストの最下位に鎮座していた。で、ようやく観たわけだが・・・
期待しない分、こんなもんだろうと、前半のエキセントリックな雰囲気に浸る。まぁ悪くない。途中で3つの話からなる、いわゆる青春群像劇だと分かる。まぁメインは殺さない彼と死なない彼女の二人なんだが、八千代君と撫子ちゃんらも出てくるんだ。後者は撫子ちゃんの一方的な恋心に八千代君は首を縦に振らないんだよね・・・これはきっと! 観ていた人はその分けが分かっただろうか? この理由はすごくすごく分かる。そういう人いるもん。映画では撫子演じる箭内夢菜の連続告白シーンがあるので、ファンはもちろん、あまり告られない(あるいは最近告られてねーなー)って人には特にオススメである(笑)
後半突然話がとんでもない展開になっていく。ここは無理矢理お涙頂戴のような作りなので、ちょっと引く人もいるだろう。桜の季節になってこの映画特有の「靄のかかったような」映像になる(戻る)。
この映画見終わってだから何? って言われるとそーだねーって感じになっちゃうんだけれど、この映画の力が抜けた感じに☆4つつけてみました。