*『21世紀なのに独裁国家かよ』

 力まかせに強いところが武力で他国を侵略するなんて、21世紀にはさすがに起きないだろう、と心のどこかで願っていた。ロシアほどの大国なら(日本の45倍もある)、ウクライナ東部の2州なんて絶対に必要でないだろう(ついでに言えば中国のような大国なら・・・日本の25倍もあるが・・・九州ほどの台湾なんて必要ないだろう。)
 ヒトラーの頃のドイツのように、歴史の教科書や映画の中でケチョンケチョンにこき下ろされるよりは、大国として堂々と平和の道を歩めば良いのに。

 第二次世界大戦直前、ドイツは「チェコスロバキア国内に住むドイツ人が不当に虐待・虐殺されている」と言って、ズデーデン地方に侵入した。英仏などは、ヒトラーの「領土的野心はこれが最後」、の言葉を信じチェコスロバキアを犠牲にした。その結果平和は守られたのか? 答えは「ニエット!」 力で恫喝すれば何とでもなる、と信じさせただけだ。
 ヒトラーの戦略と、今回のロシアは全く同じじゃないか。いったいどこの国がロシア住民を虐殺するのか。

 国際社会は、「ウクライナだからいいや」ではなく、どんな不正義でも見逃さないという姿勢であるべきだ。それこそが21世紀に生きる我々の務めだ。ウクライナが良いのなら台湾も、そしていつの日か、日本ならいいやとなるかもしれないじゃぁ、ないか!

  それにしても、トランプの「人でなし」度は、計り知れないな・・・


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