*『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん想いを伝えるシチュー』 友井 羊著

 まさかドイツに勝つ日が来るなんて・・・昔々、翼君がドイツゲルマン魂に勝ったとしても、所詮ユース、所詮アニメとも思っていたが、まさかまさか・・・

 そんなまさかの日に読書の話。古書店の女主が謎を解いていく・・・そんなシリーズを期待して(病院待ち、のためだけに)購入して一読。
 結論を言えばたわいもない話。たわいもない謎解きに肩透かし。主人公の理恵がスープ屋の男やもめに好意を抱き、その恋の行方も・・・どうなるの? そんな話だ。一部の読者には人気のようでシリーズ化されているので、じれったいほどの恋バナが延々と続くのだろう。まるで中学生のじみー、な女子の恋バナだ、こりゃ。
 ストーリーどうこうよりも、スープの方が気になった。美味しそう!とか言うのではなく、都会ではスープ屋で稼げるのかぁ。ちょっと私はそんなお店に入りたくないなぁ。モーニングはドリンク・パンがセルフ・フリー設定なんだが、そうするとスープのお値段は・・・おいくらなの?
 ちょっと地方都市では最初しか続かないように感じるんだけれど(ホントのところはどうなんだろう)