『ザ・ファイブ-選ばれた復讐者-』

 2013年作品、マ・ドンソク見たさに少し古い韓国映画を観た。相変わらず韓国激しい! そして韓国にはサイコパス多いなぁと偏見を植え付けさせる。
  物語は猟奇殺人の犯人に14歳の娘、主人を殺され、自らも車椅子の生活を余儀なくされる母親の復讐劇。復讐の手立てが見つからない主人公は、自分の臓器を復讐成功後取り出すことを条件に4人を雇い、5人で犯人を探り当て復讐するという話。
 臓器移植も絡めた社会派サスペンスとも言えるし、マ・ドンソク兄貴が暴れるのでアクションも取り入れた豪華な作りになっている。
 とは言え、デティールは無視されているし、(最近の映画は皆そうだが)ご都合主義なところはある。例えば主人公はRHマイナスのO型なのだが、もうそれだけでドナーとして候補に挙がるんだが、人体移植ってそう簡単には適合しないぞ。また本編では殆ど警察が絡まないのだけれど、最後の殺人現場の処理はどうしたの?
 そうそう期待のマ・ドンソクだけれど10年前は太っている、とは言えなくって、体型はカッコイイ! だんだんヤクザの大親分のように貫禄がついてきちゃうんだけれど、この頃が1番良いんじゃ無いかなぁ・・・? あ、そうそう、私なら倒した犯人に背を向けてタバコに火を付ける、なんて絶対しないけれどナァ。