*公教育とコーチング

metoo7s2011-04-16

知り合いの子どもが大会に出るので今日は観戦に出かけた。結論から言うと残念な結果だったんだが、同い年の子どもが(これがプロ野球とかなら金に任せて選手集めてるところと、奪われてるところとで差があっても、むべなるかな、なんだが)こうも技術が違うのは何故なんだろうか。
スポーツを教えるのは(英語なんかと同じで)指導者の技量が大きく物を言うなぁ。野球なんか大抵誰もがやっているから、少年野球くらいはけっこう皆教えている。だけれど勝つのはいっつも同じ指導者だ(選手の中でずば抜けた選手がでた場合は違うけれど)。でも何となくちょっと囓った程度でできる気になる。例えば指導者がいない学校だと、いつまでも弱小なんだけれど、OBが来て指導する。そのOBも下手くそだったから強くなるはずがない。でもできちゃいそうな気がする。可哀想なのは現役選手。
 韓国では種目によって重点指導校があるらしい。野球ならA校、サッカーならB校、バレーならC校などのように。そこにいけば一貫して大人まで強化していくプログラムの下、異動しないコーチがいるのだそうだ。
 振り返って都の場合、おかまいなしに異動させる。強豪校も10年経てば弱小校はザラ。スポーツ命の子は指導者を求めて越境入学当たり前。これが地方だと、そうならないような工夫がある。単純に20年くらい異動しない名物教師がいる。
 都でそういう教師はmetoo知る限り「金八先生」くらいだ。これほど現実離れした物語を知らない。でも大衆はこれをみてリアルと勘違いして感動するのだろう。なるほど大衆=バカだな。情報操作されやすい。そう言う奴に限って、教育だとかスポーツにしゃしゃり出てくるのだろう。
 良い指導者に出会えていれば、今日の試合で勝って喜べる姿を見られたかな、なんて思うのだ。