* 「カラーパープル」

カラーパープル [Blu-ray]

カラーパープル [Blu-ray]

 もう暑くて外に一歩も出る勇気が無くて、録り溜めしておきながら観る勇気の無かったカラーパープルを観る。おぉー偶然2日連続のスティーヴン・スピルバーグ作品。見始めてようやく「おぉー『カラーピープル』じゃないんだー。何?『カラーパープル』って・・・?」微妙に映画の最初と終わりにパープルが出てくるが・・・
 見終わって主役の女性はさぞ著名な方(本作でアカデミー主演女優賞にノミネートは知っていた)だと、クレジットで探してみると・・・ウーピー・ゴールドバーグ??? あの「ゴースト/ニューヨークの幻」の妖しい霊媒師役の???(この作品でアカデミー助演女優賞を獲得)。となりゃあ、「天使にラブ・ソングを…」の人じゃない? あとは知らないなぁ・・・とクレジット見続けるとローレンス・フィッシュバーン! 私が知っているフィッシュバーンはモーフィアス(もちろん「マトリックス」)だけだよ。なんとこの人の若いときの作品かぁ。黒人は特に歳を重ねると変化するように思うのは私だけ!? 
 黒人差別に加えて、男女差別の激しかった20世紀初頭のアメリカを、約40年にわたって描いた(その割に第一次世界大戦世界恐慌もみじんも出てこないのですが・・・(^_^;))、重厚な作品。スピルバーグもこういう作品を撮りたくなるときがあるんだよね、きっと。