*『返校 言葉が消えた日』


 評判が良いけどあまり上映していない映画を頑張ってみてきた。metooが夏好きなとこ、それは「映画館・雀荘・標高3000mの山の上・電車内」、そう涼しいとこ(笑)
 自由が尊重されて発展した香港・台湾。そのうち香港が、かの国に落ち自由が無くなってしまった。台湾頑張れ!とついつい五輪でも願ってる自分がいる。・・・が、かれこれ半世紀以上前には、共産主義を恐れるあまり、共産主義的な読書の自由は無く、弾圧の対象だったのか。蒋介石の国民党も怖い怖い。それでも読書する青少年等を、「無謀」というべきか「勇気ある」というべきなのか。
 ちなみに国民党は現在でも台湾の二大政党。そんな台湾でこういう映画を作れるところに「自由の真の良さ」が表れていると思う。
 原作はTVゲームらしい。絶対にやらないと思うけれど、そうだとすると100億円単位で金が動いているんだろう。見応えのある映画になっていた。特にエンディングの曲が切なく、余韻を残す。右手に中国語、左手に日本語訳がでていたのも、なぜか哀しみを呼んだ。数多あるコンプレックスでは、1日1回上映で良いからやってほしい映画だ。


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