今週のお題「やったことがあるアルバイト」
バイトはいろいろやったが、大学時代にやったプールの監視員は思い出深い。
どちらかというと体育会系ではない私には、入って初めて体験する体育会系の経験だった。
監視員というと、「高い台に乗って、溺者がいないか? いたらすぐさま救助に向かう」っていうイメージだろうか? 「閉園後はデッキブラシで掃除している」、そんなところか?
入ってみて分かったことは、開園前にガンガン泳がせられること。そもそも私がバイトした市民プールは、プールの水深は1m30cm程度でどこでも足が着くし、プールサイドまで遠くて8m程度なのだ。(溺者の近いところまで陸上を走り、そこから溺者から目を切らずに飛び込むのが鉄則)泳げなくてもあまり困らない(そういう訳にはいかんけど)
泳がされたその訳は・・・
「自分が上達しないと、相手の泳力がいかほどか分からないから」
確かに、どの競技をしていても自分がある程度の力量が無いと、皆が皆「巧いなぁ」で済ませられちゃうよね。これは目からうろこが落ちた。
また溺者にバックから忍び寄るために、立ち泳ぎなどもやらされた。「やってりゃそのうちできるようになる」とはいうけれど「できるわけ無いよね」とボヤキながら10日もすると、あら不思議! できるようになっているではないか! 体育系ではこう言う「カラダが自然に覚える」ことあるあるだよね。
市民プールは、真っ黒に日焼けした小学の坊主どもが、「プールサイドは走らない」といくら注意しても走る。流れるプールでは死んだふりして上流から流れてくる。一方で、
高校生のバイト達は、切符売り場のお姉ちゃん達とうまくできていたりと、青春の縮図がそこにあったな。ちなみに激安のバイト先の1つではあったけれど(まだサテンのバイトの方が割が良かった)。