*『悪魔を見た』

 「映画.com」で「本当に怖い映画30選」が出ていた。そのいの一番にこの映画が出ていた。ちなみに未鑑賞。主演は今観ると若いぞ、きっと韓国四天王の頃、イ・ビョンホンチェ・ミンシクは「オールド・ボーイ」が良かった。ハリウッドがリメイクする出来栄え。このチェが快楽殺人で非人道的なことをやりまくる。
  双方とも「やられたらやり返す!」ので大変ことになっていく。相変わらず描写がハンパ無いけど、韓国でも今ならアウトじゃないの???
 ちなみに近年「怖い雰囲気」を出していたのは『それを見たら終わり』かな。ちょっと途中からテイストが変わっちゃうんだけれど。痛そうで怖い、だったら『SAW』シリーズや『キューブ』なんかがそうだけれど、映画自体が怖いって言うのは・・・『死霊の・・・』も今見るとそうでもないし。あ、『リング』は怖かった! 観る場所・観る仲間でも怖さは変わるな。『サスペリア』とかは効果音が怖いだけだった。

 

 

*『NOPE ノープ』

 

 


 映画館で観た予告編は面白そう・*『NOPE ノープ』・・だけどUFO映画で楽しめるほどもう若くは無い。葛藤の末見終わってみれば、ホシ3つなんだが、少し評価してあげても良いかな、っていう残滓が残る感じ。
 これって映画愛なの?と言うシーンが幾つか出てくる。馬のギャロッピングは、映画のコマ送りによって4本足の必ずどれかが接地していると人々が気付いたと、人から聞いた。そのシーンが2カ所出てくる。チンパンジーが人を襲うシーンも2度出てくるが・・・その意図は私には分からない。
 出演者も少ないし、CGで地球外生命体描けるなら恐ろしいほど低予算で作った映画だ。冒頭のシーン、何か意味があるのか・・・とか余計なことが気になった。通なら分かるのかも知れないが、通だけが見に来る映画ってヒットしないよね・・・

*『優しい死神の飼い方』知念実希人著

 

優しい死神の飼い方

優しい死神の飼い方

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 最近読書してない。本を探して幾つか読んだことのある知念実希人に辿り着く。今回ははっきり言って、タイトル&ジャケ買い。「死神」に大好きな伊坂幸太郎の「死神」を思い出す。夜中にCD屋で試聴しているアレだ。面白かった。果たして知念実希人の「死神」は、如何に!?
 
 あらすじとしては、主様に「大型犬」の形にされた「死神」が、この世に未練を残して地縛霊化しそうな霊が無事納得するようにして、無事除霊・あの世に旅立たせようとする、凡そ死神らしからぬ行動する短編を組み合わせて、さらに1冊が完結する最近流行のパターンである。
 
 読み始めて気付く、これってティーン向けの作品じゃないかー! ずっと昔なら赤川次郎のような、ティーンが胸躍らせてワクワクする、そんな作品だ。大型犬化した死神は、シュークリームが出れば、その意志とは関係なく尻尾はブンブン・ヨダレはダラ~というのも可愛い。物語もよくできている。しかし私はもうティーンではない。中学図書室にあったらいいな的作品である。 

*『菅平 R6.2.18 快晴』

北アルプスは良いなぁ



 菅平とは長年縁が無く(中央道の方が関越より近いため)ここ数年のうち2回ほど訪れたものの、その巨大さゆえ全貌を把握できずにいた。ガンガン滑れるゲレンデを探して今回菅平を訪れた。1週間遅れのレポである。
 行く数日前から東京では温暖な日々が続き(春一番が去年より2週間早く吹いた)、雪が心配された。(今スキーヤーは多いのか?)が不安で多摩地区を5時に出発、一度SAで休憩してダボスゲレンデのレンタル屋に飛び込んだのが7時半! リフト運行開始が8時半! 途中路面に雪が全く無くこれならノーマルタイヤで来られたんじゃないか?
 8時半から滑走開始。さすがに氷点下のため、ガリガリン。転んだら痛そうだなー。アッという間に中学生の講習が開始。急に混雑してくる。宿の関係でこのビートリフトそばでの講習なのだろうが、平らな面が少なく初心者には可哀想。我々は上へ上へと避難。

お茶目な師匠です



 奥ダボスゲレンデの頂上からは北アルプスまるみえで、雪山の絶景拝み放題(しかし暑い!)。特に師匠はヒートテック完全防備だったので途中スキーセーターを脱ぎにいったほど。ガチガチの雪は溶けはじめ塊となってゲレンデに転がっていて滑っていてあまり面白くない。普通これをスキー場とは言わない。

快晴


 休日は「バッジテスト」「ポールレッスン」をあちこちでやっているので思いの外、ゲレンデが狭い。太郎ゲレンデに移動してステージリフト3本を交互に乗りまくるが、特に高速クワッドでは待ち時間0で、約3分で頂上、1分で滑降。それ繰り返していたらリフト酔い。昼食では仮眠取って休むほど。
 そうそう全部のゲレンデを回っているわけでは無いからホントか分からないけれど、「スキーセンター」なるものをここ菅平では発見できなかった。普通「スキーセンター」でレンタルや、レストランなどがあるのでは・・・? 今回休憩でもランチでもそれが見つからず、しかもホテルの食堂も閉まっているところが多く、2回とも「菅平サンホテル」のレストラン・ウィングを利用。リフト酔いのmetooは「うどん」程度で良かったが、そんなメニュー無く、軽めのものが「醤油ラーメン1300円」。う~ん・・・。
 じゃあレポ。海苔の見た目はカッケーが食べにくい。ラーメンと水菜の相性が最悪。水っぽくなりすぎてラーメンの味にも影響。一方チャーシューは分厚くて満足感。1300円は正直高い。どうか関係者が見ていたら改善してくれ。
 3時までで40本以上リフトに乗ったので早めの帰京。高速は順調。なのに事故渋滞が2カ所。3:20出発、日の出IC着予想が6:30。実際に降りたのが7:30。
 今日・明後日は降雪予想だから少しは降ったかな? 本当は明日も滑りたかったんだが、あの雪塊を滑るのかぁと思うと二の足。今季はこれで終了かなぁ・・・

*『ゴールデン・カムイ』(映画実写版)

 新聞の映画評に「良い」と評価されていたので、邦画の(マンガ原作)映画を映画館で観た。一昔前ならありえない。
 素直にマンガの世界観に浸れなくなって久しいが『ゴールデン・カムイ』は(絵は下手だが)面白くできている。

 1 アイヌ文化に触れた面白いマンガがかつてあったか?
 2  金塊が日本にあるわけないだろ? とか、もしも新撰組土方歳三が生きていたら? など日露戦争終わっているのにそれらしく描いていて、虚実織り交ぜていること(これって本気で信じているワカ者いないか?)
 3 アイヌの自然を敬う精神、猛獣への対処など、なかなか「和人」が持ち得ない文化を丁寧に描いていること
 これらが好感を持てる一因である。まぁいいや、映画の話をしよう。

 主人公不死身の杉本演じるのは山崎賢人。彼って個人的に「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(興行的に失敗)、「ヲタクに恋は難しい」(個人的には嫌いなじゃない)、「斉木楠雄のΨ難」(なんて微妙な作品なんだ、嫌いなじゃないケド)のイメージで、今回も大丈夫かい? と心配だったが、冬の川に飛び込むシーンでは、エエ身体見せておった。
 ヒロインアシリパ演じたのは山田杏奈。原作のイメージと違う(年齢が大人すぎて小学生くらいの少女じゃないんだよね・・・もうどちらかというと娘さんなわけで、普通なら杉本との恋バナになっちゃいそう)のは、どうもなぁ。十分な大人の男性とJSの、一風変わった取り合わせが魅力の作品だと思うんですが。

 原作の魅力の1つ、食事風景や「オソマ」に見える「お味噌」を食べる食べないのシーンなども、もちろん盛り込まれ、観客もそこそこ入っているので「ジョジョシリーズ」の時と違って続編はできそうな予感(あの妖しい女占い師も予告のようなシーンで登場していた)。3部作くらいに収めてくれれば・・・
 もちろん原作全部を3部で閉じ込めることはできないんだから、心の狭い原作ファンが細かいこと言いませんように。それから面倒くさい第七師団の鶴見中佐(玉木宏)、土方歳三に(舘ひろし)などスゴイキャストがヒール役でも参加していて、映画館でお金出してみるのに相応しい内容だったと思う。アイヌ文化の感覚は方が大好きなフランス人やチャンバラ大好きなアメリカ人に伝わるかなぁ? 海外で受けないかな?


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*『第58回スーパーボウル 週末録画観』

  やっと待ちに待った週末。結果は知っているけど大接戦。49ersは勝つチャンスがありながら手からスルリと、そんなインプレ。

 【試合展開】
 1Qは49ersがレッドゾーン付近、先制のチャンスでターンオーバー。それでもディフェンスがマホームズ、ケルシー・パチェコを抑え3&アウト。2Qから動き出し49ers先制FG。さらにTDで10-0。これ、結果知ってなかったら面白い展開だなぁ。
 チーフス得点はFGでTDが遠い。うまくいかずストレス爆発のケルシーがHCに詰め寄るシーンもあった。テイラー、DVは大丈夫か?

 ハーフタイムショーもダイジェスト版ではさすがに流すんだ。ま、いっか。

 3QにチーフスがFG10-6、そこからTDで遂に逆転。10-13。3点差って言うのが微妙。アメフトの点差ってよく考えられているよ。この3Q得点無かった49ersが4QにTD16-13。しかし・・・まさかPATのキック外すなんて考えられないじゃない? その前にチーフスがスーパーボウル史上最長の57yardsFG決めてるんだよ!?
決めてれば4点差。FGの3点差なら追いつかないのに・・・。
 結局残り3秒でFGをチーフスが決め史上二度目のOT。コイントスで49ersがボール(先攻)。TDまであと僅か・・・まで行くが結局FG。その後チーフスが1stダウン取れなければ49ers、21年ぶりだかの優勝。そのピンチが二度ほどあり、ケルシー・パチェコ二人を抑えるんだけれど、マホームズスクランブルで二度とも1stダウン更新。モバイルQBが最近の流れかなぁ・・・残り時間をきっかり使って残り3秒で逆転TD。4年前と同じ、49ersは逆転でチーフスに敗れ、マホームズがまたもやMVP。
 でも話題はやはりケルシー&テイラー・スイフト。ケルシーの優勝インタビューで「VIVA! VIVA Las Vegas!」の時には苦笑していたテイラーだが、その後熱い抱擁でしたね。試合後で汗臭くないのかな(愛する二人には汗臭さもアロマなのだろうか・・・う~ん)


 アメフトを少しでも知っているなら、こんな面白い決勝戦は滅多に観られないので、良い時間だったなぁと思うはず! アメリカ大統領も執務どこじゃ無いでしょ。これを放送しないようでは、日本でのアメフト人気は絶対来ないよ。そもそもバスケ・アメフトはルールが難しく日本人向きじゃ無い。それでもバスケはルールが分かる人が増えてきた(大人でもファールとヴァイオレーションの違いが分からない人ワンサカいるし)。アメフト、頑張れ。


 何よりチャンスに弱いドルフィンズ、来年こそチーフス・ビルズを倒してS・Bへ!


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*『search/#サーチ2』

  低予算で作られヒットした柳の下のドジョウ2匹目。ちな1は未だ観ていない。(見終えてから、そう言えばチラシ持ってたなぁ、と気付く) 低予算でヒット・・・昔からあまたあれど、アイディアは面白いが心から感動できるかと言えばそうでもなかった。果たして本作は???
 ほとんど全編を通じて、PC画面とスマホ画面なので見ていて疲れないことも無い。(ハンドカメラ・スマホ画面は見ていて酔うのでやめておくれ!) PC通の人はこんな事もあんなこともできるんだなと感心感心。そのうち生成AI盛んになると、絶対その手の犯罪ミステリー映画できるな。
 主人公の女の子が、芸能人の誰かに似ていて、それは誰かが気になって没入できなかった。「マーベリック」のように、映画館で絶対見なきゃと思わせることは無かった。自宅見で十分でしょう。

 

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