映画

*『あなたへ』

高倉健の遺作、映画館では観る気にはなれなかったが、日本を代表する名優に敬意を表して鑑賞した。旗康男監督の匂いは古き良き邦画の匂いもする。 富山から長崎平戸までの散骨の旅。高速とばして一泊二日、ゆっくり行けば二泊三日。しかし高速に乗る気配は見…

*『アドレナリン』(ジェイソン・ステイサム主演)

常々思う。「なぜにS・セガールは、あんなにジャンク映画を量産しているのか? もしかしたらジャンク映画ギネスの記録を狙っているのかも知れない」 もう昔のように格好良くもないし、武道の切れも無くなってきている。 それに比べ、J・ステイサムはどうだ?…

*『結局、見てみて感動してたりする』

加入したNetflix、他に何見るの? 今年の寒さとコロナ第6派に動けない。 38°線を境にした、恋愛劇を見てみるかと重い腰を上げた。二人の波瀾万丈の恋愛劇が延々と続くのかと思ったが、いつもの韓国ドラマと同じで、恋愛本筋で、ギャグあり・政治ネタあり・…

*『るろうに剣心、最終章 The Final』

シリーズで観ている。このシリーズを観ると死んだ姉が大好きだったな、と思いだす。ちょっと期待した。冒頭からアクションは凄かった。列車内のシーンもすごかったし、東京の町を上空から破壊していくシーンも凄かった。だがそこまで。 佐藤健が大人になりす…

*『スピルバーグの「ウエストサイドストーリー」』

metooは映画好きで、ミュージカルも好きだ。だが「ウエストサイドストーリー」は食わず嫌いで避けて通ってきていた。スピルバーグも昔なら飛びついたが、今は避けて通る監督になった。そう音楽で言えば、新譜で必ず買っていた松任谷由実が、いつからかハズレ…

*『Netflix入った! 今さら見たぞ「梨泰院クラス」!』

www.youtube.com 3連休前日の雪にやられて、翌日は家から出ないことを決めた。読書も考え1冊用意したが、折角時間が長いので「梨泰院クラス」を見ることに決めた。全16話、長いぞ。 話題作『愛の不時着』の頃、2番目に話題になっていた作品だ。metooの性格か…

*『カメレオン』(藤原竜也主演)

波がパァ~ン。そして東映のマーク。あぁーイヤな予感。昔ながらの東映の匂いがしてくる(そして不幸なことにその予感は当たってしまう・・・)。 人気の俳優でアクション映画(もしくはヒーロー映画を)撮ってしまおうと思うのは古今東西プロデューサーが必ず…

*『忘れないと誓ったぼくがいた』 (2014)

『百瀬、こっちを向いて。』で強いインパクトを残した早見あかりが主演。早見あかりありきで観たファンも多いだろう。 早見が数時間後には忘れられてしまう運命の織部あずさを演じる。相手役の葉山は村上虹郎。この二人、特に早見はJKには見えない。でも他…

*『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』

若草物語。よくぞ昔の人は「little women」を若草物語と訳したものだ。そのセンスがいいね。小さい頃読んだな。友達と外でいっぱい遊ばない子だったんだろう、読書いっぱいできてたこと考えると。まぁ外でも遊んだけれどね。 「人が殺されない映画や小説」を…

*『クライ・マッチョ』

現役最年長スター、イーストウッドの監督・主演作品なので敬意を表して映画館で鑑賞。『ミリオンダラーベイビー』も『グラン・トリノ』も映画館で観れば良かったと後悔したっていうのも映画館に足を運んだ理由の一つかな。 カウボーイハットが今でも似合う(…

*『火花』

又吉先生の芥川受賞作品の映像化。原作を読まず。たまたまピースのデビュー当時から知っていて、割とアメトークなどで彼らの軌跡を知っていたつもりだったけれど、マイナー好きなmetooとしては、芥川賞作品は読めなかった。だから原作を知らない。 売れない…

*『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

正直に言うとこういうSFまじりのラブロマンスは食わず嫌い。福士蒼汰君はいい人(だけれど演技イマイチ)、小松菜奈は綺麗(だけれど表情に乏しい人)、そんな刷り込みがあった。正月休みが無ければ出合わなかった映画の一本だと思う。 タイトルからどこか…

*『小説の神様』

今さら・・・観ました。(いつの作品か知らない) 良かったよ。文化系部活にも光が当たる昨今、「文芸部」が舞台か(部員2人・・・途中から4人になったけど。他の部員はいないの? 映画のようなふりして実は舞台劇なの?)。新しいな。 橋本環奈が出ている女子高生…

*『ミュージアム』

U-nextが、とりあえず入れ入れ!というので1年ぶりに入ってみたが、観たいものが何も無い。たまにこれは!と思うものは皆有料。仕方なく『ミュージアム』を観てみた。主演は小栗旬。期待して良いのかな? 作品は猟奇殺人で、テイストは『セブン』。雨…

*『キングスマン:ファースト・エージェント』

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 年末何を観ようか(当初の候補はマトリックスだったが)迷った挙げ句、夕刊の新聞でべた褒めだったキングスマンにした。このシリーズは全然期待しないで観て面白かったので期待はあるが、…

*『期待して良いのか・・・マトリックス レザレクションズ』

キアヌ・リーブスと言えば、当たり役は『マトリックス』と『スピード』。かっこ良かったよ、あの頃。最近は『ジョン・ウィッグ』でアクション・シーン見せているけれど、あの長髪ははっきり言って似合わない。 一方、ヒロインのトリニティ役キャリー=アン・…

*『約束のネバーランド』

北川景子が冷たい顔で見つめているチラシ。そこから(あー、北川景子、ヒールかぁ)なんて(淋しいながら)思いながら観てみた。 見始めて数分、カズオ・イシグロの『私を離さないで』を思い出す。あちらの作品はリアリティがあった。こちらは・・・「鬼・・・?」…

*『ノマドランド』(昨年度アカデミー、主演女優賞・監督賞・作品賞)

フランシス・マクドーマンド主演、この人は「スリービルボード」で主演女優賞取ったけれど、個性派。一度見ると忘れられない。受賞スピーチも短くインパクトあるスピーチだった。 作品内容としては、好きで車上生活者(ノマドランド)になったわけでは無いが…

*「好きな映画10選」

すごく好きな映画1~5位、なんて決められない。だから沢山何度も観た映画をあげてみたい。 「燃えよドラゴン」。リバイバル上映のロードショー公開で何度も観たなぁ。昔は数ヶ月待てば2番館で二本立てが観られたけれど、頑張って都心まで観に行ったっけ。 「…

*『樹海村』(無理矢理怖がらせてませんか?)

ジャパニーズホラー『犬滝村』の第二弾を富士山・樹海で作成。自殺の名所とは言え、さすがに昨今の通信状況から言って、無理は無いか? 謎の黒い箱に悩まされている家族、そのまま精神おかしくするより、そこは素直に引っ越しましょう。さすれば、それほど被…

*『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

ダニエル・クレイグのボンド最終作。約1年半待ちました。長かったよー。コロナ禍による上映待ちが他にも『トップガン2』『ミッション:インポッシブル(あれ、もうできたんだっけ?)』など話題作・大作が上映待ち。あぁー待ち遠しい。 ダニエル・クレイグっ…

*『ランボー ラスト・ブラッド』

ベトナム戦争の光と影を描いた第一作。それが段々とナショナリズムを帯びていった。「怒りのアフガン」って、R・レーガンの頃!? いつの間にか共和党万歳路線にひた走り。本作は、ヤンキー娘をヤク漬けにして娼婦にさせる悪いメキシコ人にお仕置きをする話…

*『キリング・サラザール 沈黙の作戦』

監督はキオニ・ワックスマン。セガールとはもう何度もタッグを組んでいる。常に駄作で期待に悪い意味で応えてくれる。しかーし! たまにはちゃんとしたストーリーで、私の寝落ちを防いでくれた、それが本作。 マフィアのボスを生け捕りするプラン(隊長はセ…

*『沈黙の追撃』

セガールが若い。どうやらこの映画も観ていない。一体このシリーズはいくつあるんだ!? ぼぉーと映画を眺めたい時こそセガールが良い。「マチネの終わりに」も最初数分眺めてみた。いずれ観ようと思うが、福山雅治・石田ゆり子と美男美女が出てきたら大人の…

*『新感染 ファイナル・エクスプレス』

ゾンビin Korea。ゾンビものと基本設定は同じ。映画序盤よりも後半になるに従い、ヒトからゾンビへの変身速くなるのも、まぁ同じ。アメリカ版と違うのは、こちらに銃がないこと。素手での戦いが多く、ゾンビからすれば腕噛めばOK・・・(そんなこと考えないか・・…

*『権力に告ぐ』

ちらしに「韓国初登場1位」とあるが、ちらしは大抵気前の良いことが書いていある。そんなにすごいのか・・・? WOWOWで、俳優町田啓太、一押しの本作を観る。 2000年代初頭、アジア金融危機の火種は韓国にも及び、IMFの緊急融資がおこなわれた頃の話…

*『82年生まれ、キム・ジヨン』

この映画が気になったのは、主人公の夫:デヒョンを演じるのがコン・ユで、このちょっと見、若い時の中村雅俊似の優男が、「トッケビ」演じて親近感があったから。キム・ジヨン演じるチョン・ユミとは「新感染」「トガニ 幼き瞳の告発」で夫婦役を演じ、今回…

*『否定と肯定』

否定と肯定 [DVD] レイチェル・ワイズ Amazon 何じゃ? この哲学的なタイトルは? 誰がこのタイトルで映画館に足を運ぶ? 配給会社どうした、頑張れよ! そもそも日本で人気の無い「法廷もの」。metooはちなみに大好物なのだ。小学生の頃ペリー・メイスンや…

*『名探偵ポワロ カーテン ポワロ最後の事件』

土曜夕方時間があれば好んで観ていたが、全部で70作もあるので、以前見たもの・見たことあるようなものなどがゴッチャになっている。でもポワロとヘイスティング大尉が別れてから(の作品)は基本見たこと無かったんだよね。すごく良いコンビだったのに。ミ…

*『マチネの終わりに』

話題作だったが、何が話題だったのか忘れた(笑) 見始めて美男美女の福山雅治・石田ゆり子が出ていて、あぁこれは大人の恋愛ドラマなんだとベッドに横たわりながら気付いた。そんなじっくり観る気じゃなかったので、その時は、途中からセガール観はじめgdgd…