映画

*『中途半端に時間があって中途半端に観たい映画がある』

「ジョン・ウイック」ってぎょうさん敵が死んでいくだけだし、 「ミステリーと言う勿れ」面白いんだけれど、どうせすぐTV放映するだろうし、 「イコライザー」観たいけど来週だし、 「沈黙の艦隊」川口かいじ大好きだけれど、あれだけの長編を1話完結でき…

*『君に届け』

録りだめして観てみたら懐かしい(ずいぶん若い頃の)作品に出会えた。誰もが若い。恋のライバル胡桃沢さんは桐谷美玲。このあと数年すると「女子ーズ」のキャプテンになるのかぁー(ほのぼの)。主人公は、貞子と陰口をたたかれる爽子さんに多部未華子。こ…

*『君たちはどう生きるのか』(宮崎駿作品)

ベールに包まれた状態で公開。宣伝チラシ見ても、全然伝わらない。地上波まで待つか……の決断を狂わせたのは、職場で観たって人がいたから。1回観て、2回目は声優の発表後に観てみたと。木村拓哉の声は相変わらず上手だけれど、菅田将暉は(発表後ゆえ)分か…

*『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

毎回楽しみなイーサンとそのチーム。(トムが本当に老けてきて、そりゃあ切なくなってきたよー。7/3で61歳!) 最近ではMI6所属だったイルサもチーム(なのか恋人なのか……?)。 最近のアクションムービーは、冒頭にアクションシーンが出てくるのが主流。…

*『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

前4作、リアルタイムで観てきたんだもの。多少評価が低いとか、あまり客の入りが良くないとかは無視して154分楽しんできた。 このシリーズ、のっけに冒険譚があり、後半に物語の中心の話へと続くのだが、今回のオープニングはベルリン陥落の頃だから1945年。…

*『インディー・ジョーンズ、シリーズ』

週末TVで#4『クリスタルスカル』をやっていた。もう何度も観ているし、シリーズの中ではデキが今ひとつなので、観なくても良いのに結局(ながら観)してしまった。 このパターンは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも『ミッション・イン・ポッシブル』…

*『怪物』(是枝作品)

映画なんて観ている暇ないのに……分かっちゃいるけど身体が欲している。観たい作品の決定打が無い中、『フラッシュ』の評判が良いのだけれど、もうアニメキャラはお腹いっぱいなので、カンヌで脚本賞を取った本作に敬意を表してみた。 出だしから面白かった。…

*『さまよう刃』

今回観たのは寺尾聰主演の2009年版映画版。ご存知東野圭吾原作の映画化。追い詰める刑事側には、ベテランに伊東四朗、娘を殺された父親の心情が分かり捜索に悩む若手には竹野内豊。 昔はこんな非道い話が日本にあるかよっ、て感じだったが、最近は金のためな…

*『鍵』

原作未読。大作家谷崎潤一郎作品ってコトで観た。谷崎なので、芸術作品か、耽美派とは名ばかりの倒錯作品か(まぁ後者だろう・・・)。 谷崎って大正時代? インテリ層と言えば大学教授、ってのが定番なのか、本作の主人公(旦那)は、大学教授だ。(そのくせエ…

*『ミニオンズ・フィーバー』

ミニオンズはよくできた映画だ。観光バスなどでこれを上映すると、お子ちゃま達は、だま~って真剣に見ている。ドラえもん並みのパワーだ。大人の私が見ても(そもそも、こんな生き物いて誰も騒がないしさあ・・・どうなっているの?)(あの言葉理解できる人い…

*『PLAN75』

結構話題になった。でも観る気全くなし。ただし、かの倍賞千恵子さんが出ているのが話題になった理由なのかな?と(個人的に)思っている。 倍賞千恵子さんは「フーテンの寅さん」の妹・さくらを演じている人ですよね?(実はフーテンの寅シリーズは真剣に1…

*『ヴィレッジ』

現代日本の闇(環境問題・限界集落・若者の貧困・格差社会・マスコミの対応・ガチャ親)などをよく描いた力作。横浜流星の演技も素晴らしいというので、公開3日目に見てきた。シネコンの小さいスクリーン。観客はそれ相応の年齢の方か、横浜流星目当てっぽい…

*『X エックス』

『エブエブ』製作で世を賑わす「A24」作品。エログロB級作品だけに、ヤフー映画では評価が低い。一方「面白い」「分かりやすい」という声も。上映は何とWOWOWのW座。あの二人のコメントが、大いに気になったが、二人とも「面白い」「カッコイイ」だった。 老…

*『恋は光』

2/14のバレンタイン近辺になると、やたらラブストーリーが放送される。西野七瀬の名前に釣られ、録画見。冒頭から「?」のシーンが多く出てきて、ラストまで見てから最初のシーンを見直して、ニヤリ。割と分かりやすいストーリー、ヲタクの方々を含め、恋愛…

*『マーベラス  THE PROTEGE』

タイトルに惹かれ観てみると、「NIKITA/ニキータ」にでていたマギー・Qが主演。若い頃の高島礼子にしか見えないゾ、マギー・Q! 冒頭「なにこれ?」シーンから始まる。この冒頭の意味が分かるのは果たして1時間後か2時間後か? 助けにきた黒人はサミュエル…

*『燃えよ剣』

先日『峠』を観たので、今『峠』上巻を読んでいる。読めばそこは司馬ワールド。懐かしさを感じながらも、読む度に未読作品残りが少なくなっていくのが、切ない。 読んでみて、なぜに2時間しか無い映画の中に、わざわざ夫婦で芸者をあげに行くシーンを入れ込…

*『耳をすませば』実写版

宮崎駿作品をずっと昔に観て、現代に実写版ができる。なんかこそばゆい。ピュアな初恋映画、ピュアじゃ無い人が観ても良いのだろうか・・・? 先日難解な『エブエブ』を観て、頭の中に「?」だらけだった私には、こういうわかりやすい映画の方が良いのかもしれ…

*『ザ・ロストシティ』

名作『インディ・ジョーンズ』シリーズをもっとリアリティを持ちながら、コメディ要素も込めてアドベンチャー映画を作ったらウケるんじゃないか? 主演と製作を兼ねたS・ブロックは、そう思ったのかも知れない。 キャスティングも豪華だ。チャニング・テイタ…

*『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』

3月におこなわれるアカデミー賞作品賞一番の候補作にして、最多11部門ノミネート。主演女優には『ガンパウダー・ミルクシェイク』では勿体ない使われ方しているミシェル・ヨー。助演女優ノミネートのステファニー・シューは、渡辺直美風で魅力がある。何と言…

*『3D彼女 リアルガール』

その日のWOWOWシネマはヲタク祭だったのか、『ヲタクに恋は難しい』に続いて本作も放送していたので、ついつい録画観してしまった。チョット古い。佐野勇斗も中条あやみも殆ど知らない。しかしエンドロールで、冴えない二個下のヲタクJKを、上白石萌歌…

*『ヲタクに恋は難しい』

何年も前にWOWOWで録画したものの、ケーブルの不調でラスト30分だけが録画されておらず、次の機会を待つ。二度目のチャンス時は地震だったかで緊急特番になり、やはりラスト30分は謎のまま。あぁ、ラストシーンが観たい! でもお金出してみるほどでも無…

*『ガンパウダー・ミルクシェイク』

チラシがカッケー。主人公のカレン・ギランがスカジャン着て銃持っている。これは女性主役のガンアクション・バイオレンスだな。セガールや、J・スティサムの銃アクションには最近飽き飽き。ハリウッドのプロデューサーだって(そろそろ女性主役で作ってみな…

*『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』

映画が好きだから、観る機会を楽しみにしていた。内容は2010年からの約10年間で映画を取り巻く環境や表現方法が、どう変化したか(どう技術革新したか)を、111本の映画から実例を示す。 どれだけ観た映画が出てくるのか、観た映画の評価は? どの点が優れて…

*『ドリームプラン』

ああ、あれだ。ウィル・スミスが主演男優賞受賞したものの、ガンで闘病中の奥様を揶揄した司会者をぶん殴って物議を醸した奴。授賞式もアレだが、映画の内容の方も、「ビーナス、セリーヌ姉妹を世界一のチャンプに仕上げた黒人男性の話」と、ここだけ聞くと…

*『コーダ あいのうた』

去年は映画祭の賞レースにかかわった作品。ゆえにアカデミー賞の頃になるとWOWOで放送してくれる。物語は聾唖の4人家族中、唯一の健常者(主人公ルビー)は小さい頃から家族の通訳を務める人生。しかし高校で気になる男の子が選んだ合唱授業に参加すると…

*『非常宣言』

イ・ビョンホンとソン・ガンホのW主演。アクションなどは日本映画を凌駕している韓国映画、これは観るべきか・・・。背中を押してくれたのは以前も紹介した金曜夕方のTBSラジオの映画紹介。飛行機物のパニック映画としては、群を抜いている、必見だと。 と言…

*『ベルファスト』

良い映画らしいと噂に聞いたので楽しみにしていた。名前からするとヒーローアクション? しかし全く違った。次に『ニューシネマパラダイス』や『オリバーツイスト』を想像したがそれも違う。1970年代、「IRA」ものが盛んに映画化されたが(それも最後…

*『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』

WOWOWで鑑賞。さすがに映画館観、は無いかな。あのダジャレとかのセンスについて行けない・・・ 刑事裁判で弁護側が勝てる見込みが0.1%だというのだが、ドラマでは勝つに決まっている。だから見る前から「勝てる!」と信じている自分がいる。皆もそうだと思う…

*『THE FIRST SLAM DUNK』

アニメをこんなに映画館で観るようになるとは思わなかった。しかもどれみてもレベルが高くて、けっこう感動している。 スラムダンクがジャンプに載っていたのって30年前じゃない? 前回書いた『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』よりも古いんだよ、信じられ…

*『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』

原題はMY SALINGER YEAR。かの有名な「キャッチャー・イン・ザ・ライ」の作者かぁ。サリンジャーって、大学生で必ず通らねばならない作者だと思うんだけれど、皆通ってきた!? 1995年のN.Y.って、それほど昔に思えないんだけれど、あと2年で30年前。映画の…