2023-01-01から1年間の記事一覧

*『君に届け』

録りだめして観てみたら懐かしい(ずいぶん若い頃の)作品に出会えた。誰もが若い。恋のライバル胡桃沢さんは桐谷美玲。このあと数年すると「女子ーズ」のキャプテンになるのかぁー(ほのぼの)。主人公は、貞子と陰口をたたかれる爽子さんに多部未華子。こ…

*『きみが見つける物語』

この本はオムニバスで、【スクール編】「十代のための新名作」と銘打ってあって、お隣には【恋愛編】も当然のように置いてあった。 作者は「あさのあつこ・恩田陸・加納朋子・北村薫・豊島ミホ・はやみねかおる・村上春樹」である。スクール編を選んだのは、…

*『Pの密室』(島田荘司著)

読む本がなく、手に取った初めての島田荘司。帯には「密室殺人」「あの御手洗潔の幼少時代が……」とあって、シリーズものに御手洗探偵が絡んでいるんだと知った。知らんけど。 あとがき読めばシリーズ第13弾(らしい。全然知らん)。現在は一流大学で教鞭を取…

*『君たちはどう生きるのか』(宮崎駿作品)

ベールに包まれた状態で公開。宣伝チラシ見ても、全然伝わらない。地上波まで待つか……の決断を狂わせたのは、職場で観たって人がいたから。1回観て、2回目は声優の発表後に観てみたと。木村拓哉の声は相変わらず上手だけれど、菅田将暉は(発表後ゆえ)分か…

*『白鳥とコウモリ』(東野圭吾著)

白鳥とコウモリ 作者:東野 圭吾 幻冬舎 Amazon ひととき東野圭吾を読みまくったが、少し飽きて最近は未読。久しぶりにハードカバーで挑む。しかし変なタイトルだ。 事件発生から犯人逮捕まで一気に読ませる。刑事物は流石に巧い。しかしまだ1/3。これからも…

*『街とその不確かな壁』(村上春樹著)

考えてみれば(考えなくても)、春樹を読んでいなかったじゃないか。あんなに夏が来たら読もうと思っていたのに(やはり見えるところに積読しておかなきゃダメだね)。 今回の主人公に名前は無い。実社会にいるのはぼくで、壁の向こうにいるのは僕、だ。相変…

*『ミュージアム巡り ⑧ 地下鉄博物館』

そこ(葛西臨海水族館)で時間もあったので、鉄分補給に地下鉄博物館に出かけた。地下鉄、と言えば東洋最初の銀座線の車両、そして丸ノ内線の特徴ある赤い車両だろう、もう1個あげれば日比谷線の3000系だろうな、と思い入場すれば、まんまその通りだっ…

*『ミュージアム巡り ⑤ 東京都美術館』

突然ミューアム巡りをし始めて、今度は上野に向かった。マティス展をやっていた。アートに不案内な私でも、そりゃあマティスは知っていて観てみたい。 料金は¥2200。う~ん高い。でもまぁ仕方ない。お勉強、お勉強。 正直美術作品には鑑賞眼も絵心も全くな…

*『ミュージアム巡り ⑦ 葛西臨海水族館』

夏のデートと言ったら水族館! できれば「品川水族館」か「サンシャイン水族館」に行きたかった。葛西臨海水族館、といえばディズニーランドに行く途中、湾岸から大きな観覧車が見える、そんなイメージで、他には・・・・マグロがいっぱい死んだところ、だっけ………

*『ミュージアム巡り ⑥ 野球殿堂博物館』

この施設WBC優勝の余韻で大混雑、夏休み中は「予約必要」とは聞いていたが、もう8月も後半、しかも巨人は広島遠征中。混んでるわけ無いだろうと無予約で総武線乗るとお年頃のレディでいっぱい!(こ、これは……!?) でもまぁ水道橋で降りないだろう……ドッサ…

*『ミュージアム巡り ② 八王子富士美術館』

折角八王子まで来たんだから、富士美術館にもでかけた。富士美術館というと、I氏の人脈・影響力でフランスと親交が深いので、やたら「フランス革命展」だとか「ナポレオン展」をしている印象が深い(実際行ったこともある)が、今回は「とことん魅せます! …

*『ミュージアム巡り ① 八王子夢美術館』

ピーター・シスという(どちらかと言えば)絵本作家がいる。往年の映画ファンなら、『アマデウス』のポスターを描いた人と言えば分かってもらえるかも知れない。そのシス展が八王子夢美術館でやっているという。夏休みだからか、八王子も気張っているのかも…

*『ミュージアム巡り ③ 科学技術館』

科学博物館は上野で何度か行った。科学技術館は九段下・北の丸公園にある。地方の方で良く分からない、って言う方は「日本武道館」の近く、と言えば良いか。自分は昔武道館にコンサートで行ったくらいだ。 武道館近くではマダム・それからもう少し若い女性(…

*『ミュージアム巡り ④ 昭和館』

今日8/15は終戦記念日。ということで今日は無料デー(と、言っても大人通常¥400)。昭和30年くらいから平成直前辺りが興味あるのだけれど、残念、メインは戦前から戦中、そして終戦直後。かの太平洋戦争にずばりスポットライトを当てている。 こちらは科学…

*『今夏の百名山 福島県②会津磐梯山』

朝食は例によっておかずが並ぶ並ぶ。そんなに食べられないって! 海苔の佃煮なんか、こんな時しか食べないよ。 前日(8/7)安達太良山、曇り時折雨の今日(8/8)は予定通り磐梯山。しかし天気も不安なので最短「八方台」(裏磐梯の方)からのアタックにな…

*『今夏の百名山 福島県①安達太良山』

白馬岳に行く予定で山小屋も予約したのさ。でもさ、台風6号のバカのおかげで……それで台風から少し離れた安達太良山にしたのさ。ゴンドラもあるからいざとなれば登らない、って手もあるし、鶴ヶ城見学にしてもいいしさ。 東北道って最高速度120km区間もあ…

*『ぼくのメジャースプーン』(辻村深月著)

車内で暇つぶし用読書本図書館を探したら、辻村深月が出てきた。夏だからもっとお堅い本も考えたが、彼女なら間違いないだろうと手に取った。 主人公は小学校4年生男子の「ぼく」。母一人子一人の家庭。たまに口の悪い級友に父親がいないことを揶揄される。…

*『夏のベスト・ドリンクと言ったら……』

汗をかいたグラスに、透明度高いロックアイスがカラン。少しのガムシロにコーヒーフレッシュ浮かべたアイスコーヒー、できれば炭焼き焙煎で。 もちろん、キンキンに冷えたグラスに入った生ビール。最近は生暖かくなる前に飲みきってしまうやや小さめのサイズ…

*向田邦子『思い出トランプ』

向田邦子はいい、と太田光がその昔ラジオで言っていた。太田氏の発言やテンションはいかがなものか? とも思うが、氏の読書量には文句は無い。女流作家(近年この言葉は死語のような気がする)が苦手で食わず嫌いなのだが、そろそろ向田邦子を読んでみようか…

*『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

毎回楽しみなイーサンとそのチーム。(トムが本当に老けてきて、そりゃあ切なくなってきたよー。7/3で61歳!) 最近ではMI6所属だったイルサもチーム(なのか恋人なのか……?)。 最近のアクションムービーは、冒頭にアクションシーンが出てくるのが主流。…

*『数字は人格』

車検でお世話になる自動車屋に、いつだったか「今月だか、今年度の営業スローガン」が貼ってあった。その昭和っぽい(労働者の人格なんか考えても無い)スローガンの強烈さ故忘れられずにいた。 その店はソフトドリンクフリーだし、行けば必ず駐車スペースに…

*今週のお題「やったことがあるアルバイト」

今週のお題「やったことがあるアルバイト」 バイトはいろいろやったが、大学時代にやったプールの監視員は思い出深い。 どちらかというと体育会系ではない私には、入って初めて体験する体育会系の経験だった。 監視員というと、「高い台に乗って、溺者がいな…

*『相撲の四股名 ~小学時代の謎その1~』

天空海(アクア)が出てきたとき「トヨタかよ!」「ハイブリッドなんだな?」「でもプリウスより安いんだよね」とか突っ込みがあったが、最近は他にも爆羅騎(バラキ)・宇瑠虎(ウルトラ)などキラキラネームなのか、族上がりなのか判断に悩む力士もいる。…

*『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

前4作、リアルタイムで観てきたんだもの。多少評価が低いとか、あまり客の入りが良くないとかは無視して154分楽しんできた。 このシリーズ、のっけに冒険譚があり、後半に物語の中心の話へと続くのだが、今回のオープニングはベルリン陥落の頃だから1945年。…

*『今週のお題「30万円あったら」』

今週のお題「30万円あったら」 じっとしていられない人がいるもんだ。「月日は百代の過客にして・・・」と読んだ旅人の気持ちが凄く分かる(しかし周囲の人は分からない。分からない、って人の気持ちが分からない……) 大学時代はバイトで金貯めて、周遊券買…

*『インディー・ジョーンズ、シリーズ』

週末TVで#4『クリスタルスカル』をやっていた。もう何度も観ているし、シリーズの中ではデキが今ひとつなので、観なくても良いのに結局(ながら観)してしまった。 このパターンは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも『ミッション・イン・ポッシブル』…

*『怪物』(是枝作品)

映画なんて観ている暇ないのに……分かっちゃいるけど身体が欲している。観たい作品の決定打が無い中、『フラッシュ』の評判が良いのだけれど、もうアニメキャラはお腹いっぱいなので、カンヌで脚本賞を取った本作に敬意を表してみた。 出だしから面白かった。…

*『さまよう刃』

今回観たのは寺尾聰主演の2009年版映画版。ご存知東野圭吾原作の映画化。追い詰める刑事側には、ベテランに伊東四朗、娘を殺された父親の心情が分かり捜索に悩む若手には竹野内豊。 昔はこんな非道い話が日本にあるかよっ、て感じだったが、最近は金のためな…

『午前中の雷はちょっと記憶に無い』

待ち合わせでぼぉーと外を眺めていた そのビルから眺める南の空は雲が動きはじめていたけれど 強くなってきた北風に驚いて北の空を眺めれば墨をたらしたようだ 気付けば南に広がる小山を覆う森が今まで見たことも無い姿で笑う まるで西洋の映画のワンシーン …

*『春を嫌いになった理由(わけ)』(誉田哲也)

「ストロベリーナイツ」シリーズの著者、誉田哲也作品だ。骨太の作品を期待したがさに非ず。超能力者と中国からの密入国者がメインの中高校生向けの本だ。まぁいいか。 エスパーのエステラは死体が見える能力を持ったエスパー。主人公はその通訳を務める現ニ…